4)パウダー滑走目的で新潟の上越にIターンするならば?その4 | 雨の日以外はボード日和

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積雪期限定のブログになるかも?

パウダー滑走目的で新潟の上越にIターンするならば?その3

の続きです。

 

1)パウダー滑走目的で新潟の上越にIターンするならば?その1

2)パウダー滑走目的で新潟の上越にIターンするならば?その2

 

(4)住宅家屋について

集合住宅もありますが、家賃はそれなりに・・・

単なる転勤では無くて パウダー滑走目的あるならばメリット薄いので

全国的には空き家問題がありますから

そこで狙い目は この空き家を借りる事です。

市街地、農村部、中山間地域を問わず多いです。

 

★但し、この空き家になった経緯で対応違います。

・住宅ローン払えなくなって手放された物件は 不動産会社扱いになり

その分新しい物件が多い為に価格高くなります。

 

・老朽化した空き家では昔の様に重機でガッツンと30分位で取り壊す事は 法的に出来なくなって

部材別に選別行うので1週間掛かりになって 一般住宅では現在100~200万円位

掛かる様なので 益々放置進んで問題になっています。

 

・家主が死去されて 子供世代が地元離れて空き家になって居るケースが多いです。

余程立地条件が良く無い限り、不動産屋に委託しても借り手は少ないです。

空き家バンクに登録されている物件は購入物件になるので

 

・知り合いの紹介による借家物件を検討します。

無人のままだと家屋傷むし、子供世代も戻る予定は無いけれど生家が無くなるのも

寂しいし固定資産税の足しになればよいかと安価で提供されている物件多いです。

・気にいったゲレンデで知り合った地元の方に紹介頼むのも良いかと

 

★家屋形態についてはざっくりと

(a)一般的に見かける「切妻式」

(Webより借用)

 

残念ながら古い借家ではもっと構造複雑で

一番の問題は雪下ろしが大変な事です。

下記写真の様に大変で 危険伴います。

 

 

(b)「積雪自然落下式屋根」

(Webより借用)

2階屋根の雪下ろしは大変危険で何もせずに勝手に軒先に落ちてくれるので労力は少ないです。

所謂、総2階タイプは好みが分かれます。

その分新しい物件になるかと思います。

1階部分は積雪自然落下式屋根にしていない家屋も多いけれど

一階部分は比較的楽に済ませられます。

 

実際は下記の様になりますが、これは後付の薪ストーブの煙突が

邪魔している悪見本

通常は勝手に落ちてくれるので 夜間けっこうな落下音たてます。

軒が隣接している町屋を除く 一軒家では自治体によって

違いますが、最低1m以上敷地空けて建築しないと駄目なので

そこに落下させます。

他にも屋根雪処理方法ありますが、これが一番ローコスト

 

但し、残念ながらこの「積雪自然落下屋根」や

下記(c)の「高床式住居」は

比較的新しいので 格安借家が少ない事です。

 

 

(c)高床式住居

(webより借用)

 

確かにこの高床式住居は 今回の様な豪雪時でも

屋根雪落ちて溜まっても通常なら1階部分埋まって昼間も暗い部屋に

なってしまう事を防ぎ快適なんですが・・・

無雪期も風通り良く明るい居間を確保出来ます。

・高床式住居の殆どは積雪自然落下式屋根を採用

 

でも正直言って この形態が必要なのはガチに降り積もる地域です。

その為か?「雪下ろし」とは言わずに「雪堀り」と呼んでいる。

上越地域では ガチな場所は差し障りあるので記載しませんが・・・ポーン

しかし、市街地でもけっこう見かける家屋形態です。

 

個人的にはガチな地域で無い限り あまりお勧めしません。

・建築コスト掛かる事に関しては 中古物件だから別としてその分借家でも高値傾向

 

・確かに居間が2階になるので 日当たりも良く周囲の環境によっては風通りも

良くなりますが、市街地だと風通りは当てになりません。

又、日当たりが良い分夏季は暑くなり冷房代嵩みます。

旧妙高村以南では比較的涼しく過ごせますが・・・

 

・リタイヤ世代では留意して欲しい事は 階段を登らなけば玄関に入れない事です。

元気な内はよいけれど 足腰弱くなってきたら大変です。

その為、近所の年配者同士でお茶のみに来てよと誘っても 階段有るからと断られる事も

 

・未だお茶のみ程度で済めばよいけれど 近年問題になっている事が

ディサービスでの送迎で 通常なら一人で対応出来る送迎も

階段が有る事で2~3人で対応しなければならないので送迎効率悪くなっています。

高床式の玄関に車いす対応のスロープが併設されているのは ざっくりと2割以下ではないかと思います。

 

・敷地に余裕がある家なら無問題ですが、通常は1階部分を車庫にしている家屋が

多いです。

この1階部分の高さには 建築時に自治体によって高さの目安があります。

自治体によっては一定の高さ超えると税法上の特典なくなるので

平野部程低めの傾向高いです。

その為、敷地に余裕無かった知り合いは 背の高いSUVが車庫に入らず

乗り続けられませんでした。

 

家屋形態として出来るだけ「積雪自然落下式屋根」を選べられれば

将来的に費用と労力のランニングコスト抑えられるでしょう。

家屋形態として新しい分 バリアフリーになっている率も高いです。

 

 

 

以上

取り留めなく書きつずってしまいましたが、

参考の足しになれば幸いです。

 

地元コミュテイFM局では

FM-Jで「上越に愛ターン」な移住者を考えている方向けの番組もある様です。