今回は、番外編という事で、フィオレンティーナでの今後の構想について書こうかなと思います！

【夏の移籍】

以前にも書きましたが、夏の移籍では3人の選手を獲得しました。簡単に彼らを紹介したいと思います！

セルジ・サンペール

バルセロナから獲得。

彼は唯一、バルサのカンテラから、他のどのチームにも行かず(レンタル含め)にバルサのトップチームデビューをした選手らしい。

ビボーテの位置での仕事を期待。

守備はまだ発展途上だが、ビボーテの位置から攻撃をコントロールするコンダクター的な役割を担って欲しいと思っている。

ケヴィン・ヴィマー

(監督の古巣の)トッテナムから獲得。

左利きのCBで、強靭なフィジカルと、左足からの正確なフィードを併せ持つ。

ビルドアップに貢献出来るような左利きのCBの獲得を熱望していた指揮官たっての要望が叶った形。

サンティ・ミナ

バレンシアから獲得。

スペイン期待の若手FWで、ドリブルが持ち味。

フィオレンティーナでは、主にウィングとしてサイドで果敢に仕掛けていく事を期待している。また、シャドーとしても活躍して欲しいと考えている。

【今季のオプション・構想】

今季は、スペースの支配とボールの支配を兼備するチーム作りを目指していく。

スペースの支配というのは、いわゆる堅守速攻型のチーム。守備では相手のスペースを潰しつつ、ボールを奪った瞬間に、前面に広がるスペースを利用して速攻を仕掛ける。

ベースとなるのは3-4-2-1。

前からハイプレスを掛けていき、ボールを奪った瞬間に前線3枚を中心にカウンターのイメージ。

昨季は、ハイプレスをかわされた時、何も出来ず失点する事が多かったため、今季はそこが課題。

相手によっては、プレスの開始地点を下げる決断も必要か。

ボールの支配というのは、文字通り。ポゼッションを志向するチーム。相手を相手陣内に押し込むサッカー。

このサッカーの場合、4-1-2-3(4-1-2-1-2)を志向。

ビルドアップ段階においては、CBおよびピポーテのサンペールを中心にボールを前進させていく。

崩しの局面のキーマンは、ベルナルデスキとボルハ。

ボルハは、中盤でのドリブルとパスで崩しの中心になって欲しい。

ベルナルデスキは、かつてのバルセロナ同様、ファルソヌエベの役割を担う。

中盤に降りてきて、中盤で数的優位を作りつつ、ウィングが奥行きと幅を確保する狙い。

ベルナルデスキはドリブルを中心に周りとの連携によって、最終局面の崩しを担って欲しい。

まだ試用段階で、あくまでオプションの１つ。パスミスからカウンターを食らう場面が多いのと、崩しの局面でまだ不十分。そこを改善出来れば本格的に移行する可能性もアリ。

今回はこんな感じです！

では、また！

フィオレンティーナ 2年目 展望

フィオレンティーナ 2年目展望