2017年11月
自分の場合、いわゆる標準治療ではないので
全ての治療が「綱渡り」
よくここまで辿り着けたなと思うしミラクル
移植後の状況
day5くらいでWBCほぼ0
嘔吐、下痢、口内炎、高熱、咽頭痛…
意識朦朧で記憶も曖昧
激痛のため連日モルヒネをポンプで点滴
痛みレベル10段階あるとすればMAX10
特に喉、放射線で粘膜がやられており
あまりの激痛で自分の唾液さえも飲み込めない
口に唾液が溜まってきたら容器に吐く作業の繰り返し
下痢も続きすでにお尻も限界
赤ちゃんのお尻拭きや高品質なトイレットペーパーで大事にしてきたが痛すぎて泣く
軟膏とか塗って対処
そんな状況でも、薬だけは飲まないといけないので
息を止めながら服薬ゼリーで何とか流し込む
高熱も続き何もできない
時が過ぎるのをひたすら待つ…
辛い時期のピークが5〜6日つづき、
day12ごろ、恐る恐るポカリを飲んでみたら
50mlくらい飲めて凄い嬉しかった
痛みレベル8くらい
そしてday15生着
(ずいぶん後でその日が生着と聞かされる)
day20のマルクで、残存芽球PCR法未検出、マイクロキメリズム93.3%ドナータイプの混合キメラ
自分の細胞しぶとい
血球は順調に回復してきたけど、移植の成否はコレが肝だと思ってたので微妙
痛みはWBCの上昇と共に落ち着いてきたが、
口内炎、味覚障害、唾液減少によりday20頃までほぼ絶食、連日ハイカロリー点滴
day20過ぎからは熱も下がり体調も安定し始めたが、急性GVHDが手を中心に出はじめ、手の皮脱皮
手の甲からの皮膚生検痛かった
下痢もGVHDとの診断
その頃、無菌室から準無菌室へ引っ越し