僕に聞こえてくる"天国に行ったはずの身内"の声は、
去年から僕にこう話してくる。
「あの日、私が退院をしてきて数日後に、
家であなたと過ごしていた時に、
"また"脳出血を起こして、私はあなたやその家族に向けて、まだ離れたくない!愛してるよ!と、
泣きながらそう言って意識不明になり、
その数日後に天国へ行った。と、あなたは言ってくるけれど、
私はあの日、あなたと過ごしていた時に、
退院後の自宅訪問に来た看護師やお医者さんにリハビリをしてみましょうと、
家から近くのリハビリ施設に連れていかれ、
その時にあなたやその家族と、家でお別れして、
病院に向かった。
それから数日が経ち、
私は看護師からこう聞かされた。
あなたのご家族は、あなたがリハビリ施設に来た日に、
遠出をして、その先で"行方不明"になった。と。
私がその事を聞いて、
動揺していた時に、
私にはあなたの声が聞こえてきたよ。
あなたは空を見上げて泣きながら私の名前を呼んでいたよね。
その時に、私はこう思った。
え、あなたの世界では私は死んでいるの?天国なの?
私は今生きていて、リハビリ施設にいて、
看護師にはあなたや家族が行方不明になっていると聞いているよ?」
実はこのやりとりは、
去年の6月を過ぎた時の、
二人でのやりとりです。
おそらく僕に聞こえてくる身内の声は、
天国から聞こえてくるのではなく、
まだ肉体で生きている世界線の、
僕とは別の次元の世界線に"ワープ"してしまったところからの声、だと。
おそらく僕のいる世界線での身内は天国にいて、又はもう転生しているのかな?
そして、それとは別の世界線での身内は、僕と同じように、死んではいないまま、
あの日の続きを肉体として生きているのだろう。
去年から聞こえてくる身内の声は、
おそらく僕を、そちらの肉体で生きているとされる世界線へと、
僕を"ワープ"させたがっている気がする。
去年から、また再会できるよ。と言われています。
おそらくそれは、
僕が死んで天国に行き、天国にいる身内との再会、
ではなく、
僕が生きたまま、別の世界線で肉体として生きている身内との再会、
なのかもしれない。
あのやりとりからちょうど一年が経った今日、
その身内が亡くなる前に僕に教えてきたYouTuber"天日矛"の新しい動画がUPされていて、
その動画も、
声が聞こえてくるお話で、
最後にはまるで僕へのサインかのように、
こんなメッセージを残してある。
僕がこのメッセージを見て感じた事、
おそらく、
僕と身内は"あの日"に分かれてしまった世界線がまた繋がった時に、
去年の"あの日"に戻り、
身内のいるその世界線で、
あの日からまたやり直すのだろう。。

