3.11を振り返る | 平凡な日々でありますように

平凡な日々でありますように

愛兎ももは、2013年末からお月さま在住
ももとの日常を綴ったブログです

あの時間は職場にいました。

大きく長い揺れで心配になるのは家に残してきた もも のこと。

揺れてる最中に 「もも~~」と口に出てしまいました。

ももが心配で仕方が無かったので、揺れがおさまって少ししてから家に一度帰らせてもらいました。

家に入り もものサークルを見ると扉が開いていて ももがいません。

「もも~、どこにいるの?」と呼ぶといつもは出てきてくれるのに、その時は何度呼んでも出てきてはくれませんでした。

捜すと、ももはソファーカバーの下に隠れていました。

怪我をしているようすもなく無事で本当によかった。

サークルの扉が開いていたのは、私がちゃんとロックしていなかったからでしょう。

ごめんね、もも。怖い思いをさせてしまったね。

ももは(ももの)お家の中にいるのが一番安全なんだよ。



家の中はいくつもの棚が倒れ、物が落ち、冷蔵庫の扉も開いていました。

その倒れる音と地震の揺れの中、ももは一人で耐えていたのかと思うと、とても辛くなります。

ももをサークルに入れて、すぐに職場に戻りました。

残業の予定は無しになり定時で帰ったので、日没までの短い時間で電気の無い夜の生活に備えました。

余震が怖いので、ももはサークルからは出しませんでした。

もももサークルから出たいとは言いませんでした。

暗く、とても長い夜でした。