思考を空間に描き構造化することを試みています。
まだ分類が甘いですし、色分けも行っていませんが…
このように構造化することで情報を整理することができます。
しかし、どういう項目名でチェイン化していくか、情報を何処と何処でスナップしていくか…、その組み合わせで出来上がる構造が違ってきます。頭の中を上手に構造化できなければ、頭を上手に使うことができません。
こうした頭(脳)の構造化の重要性は、自閉症教育にも取り入れられています。
物理的構造化
・イメージを活用、上から下、右から左といった流れをつくる。
・仕切りや防音によって刺激を統制し、場所と行動を一致させる。
スケジュール
・いつ、どこで、何を
・時間と予定の整理統合
行動
・何を、始まり、終わり、次は
視覚的構造化
・見える形でわかりやすく
- 見える形でわかりやすく―TEACCHにおける視覚的構造化と自立課題/エンパワメント研究所
- ¥840
- Amazon.co.jp
ルーチンの活用
・慣れた作業を繰り返し活用する
・変化は少しずつ
テキストで抽象的に説明するより、イメージで直感的に理解した方が全体を認識することができるのではないか…
人間は、一瞬みるだけで人の顔を記憶できますし、その違いも区別することができます。こうした能力は無意識下で処理されているのだと思います。同様のことは、味覚、聴覚、嗅覚でも行われているのでしょう。
お互いに情報を交換したり思考を共有したりする際にも、前述のように思考とイメージとを連携させて認識し合うことで、相互理解を深め合うことができるのではないでしょうか。