淡路島・Ｌｏｖｉｎｇ－Ｗｉｎｄ 整理収納アドバイザー 前川百合子です。
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雨が降ったり止んだり梅雨らしい淡路島です。
洗濯物が乾きにくくて大変ですね
先日もあいにくの雨でしたが
継続的に片付け作業のご依頼をいただいているお宅へ
半年ぶりにお伺いさせていただきました。
初めてお伺いさせていただいた時から
一見散らかっている印象はなかったのですが
収納の中を拝見すると物がギッシリで
窒息状態といいますか身動きできないように感じました。
亡くなられたお母様がお洒落な方で洋服、鞄、靴など沢山あり
また食器や生活用品、食糧、スットック品など、あらゆるものが沢山ありました。
お家も立派で広く、収納が十分過ぎるくらいあるので
当然そこに入れられている物も膨大な数のモノ達。
お父様は収納が上手で、その膨大な数の物を収める為に
ドンドン収納棚を増やしては
そこに物をパズルのように詰めていくという状態でした。
お母様がご病気で亡くなられた後
主婦として、後をまかされた娘さんからのご依頼で
作業にはいらせていただきました。
お父様からも、お家の間取り図までいただいて片付けを一任していただきました。
整理収納アドバイザーとしての仕事を初めて経験も少なく
未熟な私にとって、ありがたくやりがいのある作業でした。
まだ、お母様の思い出一杯のお家のなかで
一か所一か所、沢山の物を全出ししながら整理していきました。
今、こうして記事にしているだけで当時のことが蘇り
娘さんやお父様は、どのような想いで物と向き合っていたのかとかと思うと
胸がジーンとなりました。
本当に頑張っていただけたとおもいます。
その後は物の整理だけではなく
物置として利用していた祖母様宅も取り壊し
庭、駐車場まで整備なさるという
お伺いするたびにスッキリしていく事に私が驚くほどでした。
モノの整理で心も整うとは確信していましたが、本当ですね。
今回、半年ぶりにご依頼いただいたのは
再度、もっとスッキリするためにお家全体の見直しをしたいということでした。
お母様のモノは、高価なモノも多く未使用の衣類なども沢山あったので
当時、沢山のモノを手放したとはいえ
まだまだ残しておいたモノが未使用のまま沢山あるという状態。
「当時は手放せなかったモノが、今は、もういいかなと思えるようになってきたから」と。
私もこんなに沢山のモノ（とくに洋服）は必要ないのではと感じていましたが
当時は無理に手放す事をすすめませんでした。
広いお家で、置いておくスペースはあるのです。
無理やり手放すことで後悔して
手放す事に恐れを感じて欲しくなかったから。
時を経て今、もう一度整理したいと思ったお気持ちを大切に
ゆっくり作業をすすめていきたいと思います。
今回は、使い勝手や動線を確認しながら再度お家全体を拝見し
玄関（勝手口）と一番よく使う収納から整えていきました。
「一人ではどうしたら良いか分からないんです」と仰いながらも
私が、次々とモノを出して収納内を掃除している間に
ご自分で整理して使うモノごとに分けていく姿は頼もしく感じて嬉しかったです。
片付けは、一度したら終わりではありません。
その時その時の暮らしに合った片付けを継続しくことですね。
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