◆◆第1場 織田信長、稲葉山城入場 ◆◆◆◆◆◆
★稲葉山城入場~山門破壊シーン
★「天下布武」~発布式。
★織田家の重臣紹介。
柴田勝家(しばた・かついえ)、滝川一益(たきがわ・いちます)、
丹羽長秀(にわ・ながひで)、佐久間信盛(さくま・のぶもり)登場。
稲葉山城の古い山門=古き世を象徴させる山門を破壊するシーン。
何かを創造する時は、必ず破壊がともなうもの。
◆◆第2場 美濃某所 半兵衛の呟き ◆◆◆◆◆◆
>天下布武・・・、それが信長の義か。
>ふっ、大きく出たなぁ。しかし面白い。
何が面白いのか?は、まだ語られていませんね。(*v.v)。
信長の考え方そのものが、面白いのか。
それとも今後の自分の人生が面白くなりそうだ~という事なのか?
オチは、まだ先の話しでしょう。
◆◆第3場 御着城 殿と官兵衛 ◆◆◆◆◆◆
★天下取りへ名乗りを上げた信長の事を意気揚々と語る官兵衛。
★岐阜城下での楽市を御着でも取り入れたら?と進言するが、
職隆の隠居の話題で遮られてしまう。
破壊するだけでなく「楽市」という新しい体制を取り入れる信長。
しかし、新しいだけに、古き世の常識に生きている人からは、
中々理解されないのも道理。
官兵衛を実の息子と同じだと思っている~という殿の懐柔策。
この子を守ってやってくれという殿の言葉は本気だろうが、
哀しいかな、世は戦国。人の心ほどうつろいやすいものはない・・・。
しっかし、この赤ちゃんは、可愛い~ね~♪
この子を抱かされたら何でも言うこと聞いちゃいそうだ。
◆◆第4場 櫛橋邸 光の決意 ◆◆◆◆◆◆
★自害しようとした力(りき)。とめる左京進(さきょうのしん)。
★困惑する左京亮(さきょうのすけ)。
★力が嘘泣きをしてるのを見抜く光(てる)。あせる左京進。激怒する左京亮。
★光の~私が嫁にまいります宣言。驚く3人。
光(てる)が宣言した瞬間の他の3人の「え?」という顔が面白かった。
木琴?弦のピチカート?この場面のBGMも工夫されていて楽しい雰囲気。
今回は戦(いくさ)の場面も無いからか、喜劇調?みたいですね。
◆◆第5場 姫路城 父と子 ◆◆◆◆◆◆
「殿は、この話しを?」(職隆)
「どちらでも構わん・・と」(左京亮)
「ならば、それがしは、これ以上申すことはござらん」(職隆)
「あぁ、かたじけない。官兵衛殿も異存はござらんか?」(左京亮)
「はい、ございません。よろしくお願いいたします」(官兵衛)
「よかったぁ~、万事落着じゃ」(左京亮)
あらためて光との縁組のことを確認する父=職隆。
まんざらでもない様子の官兵衛に安心する。
家督の件は、殿から正式に許可がおりた事を伝える職隆。
まだ、早いのではないかと問う官兵衛。
>皆が口を揃えて言うのじゃ。
>黒田は立派な跡継ぎを持っている・・とな。
>わしも、、そう思う。
(官兵衛の方にあらためて向き直る職隆)
>たのんだぞ。
>はい。(官兵衛)
>うん、、、、うむ。
黒田家の家風なんですかね?
前回の、浜辺で正座して話す重隆(祖父)もそうだったけど、
大切な話しをする時は、子供にちゃんと向き合うんですね。
この父子の会話のシーンは難しい場面ですね。
サラサラあっさり喋っちゃうと、
「皆が言うから家督をゆずる」ってことになりかねない。w
じっくりと、互いの体にしみ入る様に大切に話さないと、
職隆の真意が伝わらないでしょう。
柴田さんの、腕の見せ所となるシーンでした。
▼軍師官兵衛:第4回 新たなる門出 第5幕