日本共産党第29回大会が15日、静岡県熱海市の伊豆学習会館で始まりました。18日までの4日間の日程。日本と世界の進路、日本共産党の未来にとって歴史的意義と指名を持つ大会です。自民党政治おわりにし、強く大きな党をつくる歴史的転機にしようと、参加者の意気高い熱気がみなぎりました。

 

開会を宣言した志位和夫委員長は、能登半島地震の犠牲者への哀悼の意と、被災者へのお見舞いを表しました。災害関連死の防止、避難所環境の抜本的改善などあらゆる手だてをとることとともに、中長期の課題として、住宅再建や地域産業の復興などなど被災者の生活と生業(なりわい)の再建まで政治が責任を果たすことを強調。12日までに全国から日本共産党に寄せWRあれた6800万円の救援募金全額を第1次分として石川県はじめ被災自治体に届けたことを報告し、引き続き救援募金の協力を呼びかけました。

 

11カ国の大使、外交官が出席し、連帯を深めました。志位委員長が中央委員会を代表してのあいさつ、田村副委員長が大会に対する中央委員会報告を行い、大会決議を練り上げる討論が始まりました。

 

 

2024年1月16日付「しんぶん赤旗」より

 

 

一部報道によると、人事で志位和夫氏が委員長から降り、田村智子氏が新委員長に就任するとのことでした。