京都11R マーメイドS G3

芝2,000m(内)


  ◎⑨コスタボニータ(56.0kg)

  〇⑥ホールネス(52.0kg)

  ▲④ミッキーゴージャス(56.5kg)

  △⑫タガノパッション(53.0kg)


◎⑨コスタボニータ

   全17戦中、右回りの成績は10戦全て掲示板内、その内の7戦において、馬券圏内の安定した成績。

   前走の福島牝馬Sでは、後ろにいた馬が大きな不利のあったレースではあったが、4角4番手の位置から上がりタイム2位の末脚で初の重賞勝利。ラスト3F11.8-2F11.6-1F11.6と評価できるラップタイムであり、今回の京都も直線は平坦であり、同様のラップが刻むことができれば勝ち負け必至。

  4歳時には、G2阪神牝馬S3着、G3クイーンS3着、5歳になってからは、G3愛知杯3着、G3中山牝馬Sは勝ち馬と0.3秒差の5着と右回り牝馬限定レースでは安定した走りを見せる。

  1週前追い切りでは、栗東CWを6F 82.8-66.7-51.7-36.5-11.4(一杯)で併馬をラクラクとかわしての先着。

   最終追い切りは栗東坂路にて、800m 54.6-39.9-25.2-12.1(馬なり)と調整程度ではあったが、加速ラップで最後はしっかりと走れていた。前走よりも集中力がアップしている雰囲気。


〇⑥ホールネス

   デビューは3歳の4月と遅く、アタマ差の2着ではあったが上がりタイム最速と負けて強しの内容。

   そこから未勝利戦、1勝、2勝クラスを3連勝中であり、デビュー戦も含め上がりタイム最速は3回、上がりタイム2位1回と確実に長くいい末脚を使うことができるのが魅力。

   今までの条件戦では1頭だけレベルの違う走りを見せていたが、今回は格上挑戦、初の重賞でどこまでやれるか…というところではあるが、斤量52.0kgであれば好走してくれるのではと考えている。


▲④ミッキーゴージャス

   4走前の2勝クラスから3勝クラスと連勝し、そのままG3愛知杯を3連勝で制した。

   前走はG1大阪杯に挑戦したが、集中していなかったとのことで14着の大敗であった。

   今回の調教の走りを見る限り、成長もうかがうことができ、牝馬限定であれば格上。その調教であるが、1週前追い切りでは、栗東CWを6F 79.7-64.3-49.5-36.0-11.6と馬なりでの走りとしたら文句ない走り。

   最終追い切りでは、集中して栗東坂路を駆けていた。


△⑫タガノパッション

   3勝クラスで好走しながらもなかなか勝ちきれなかったが、3走前の愛知杯で勝ち馬ミッキーゴージャスに1/2馬身及ばなかったが、上がりタイム最速の見事な末脚であった。

   2走前の中山牝馬Sにおいても勝ち馬コンクシェルと0.3秒差の6着ではあったが、こちらも上がりタイム最速。

   前走の福島牝馬Sではペースが上がらない中、捲るような形で脚を使うこととなって、最後はいつものような脚を使えずに6着ではあったが、そこまで悲観する内容ではなかった。

   小倉との相性がいいように、京都の平坦な直線は非常に合っているとみる。

   斤量53.0kgであれば、キレのある末脚が炸裂してもおかしくない。


単   複◎

馬   連◎-〇▲△(3点)

3連複◎〇▲△(BOX4点)