私にとっての「仕事」とは何か。

私にとっての「幸せ」とは何か。

 

 

先日、ある人から、こんな相談をいただきました。

「何をしてもうまく行かない。生きていくのが苦しい」

 

その言葉を聞いたとき、胸が苦しくなった。

 

 

 

私の父は、46歳の若さで自殺しました。

 

 

遺言書には、こうありました。

「お母さんは、僕の太陽でした。

お母さんが大好きでした。

 

けいこ、ひろたか、ごめんな。

 

生まれ変わったら、また、みんなで暮らそうな」

 

なんで?と思った。

涙が止まらなかった。

 

 

 

父は、私が高校生の頃、工場長として勤めていた会社を辞め、独立した。

父は私たちを幸せにしたかったんだと思う。

お金を稼げれば幸せになれるんだと信じていたんと思う。

 

 

 

 

子どもの頃の私の家はお風呂もないボロアパートだった。

だけど、家には父の好きなバイクと、釣り竿もたくさんあった。

贅沢しなくても、なんか楽しかった。

幸せだなーと思っていた。

 

 

 

今だからわかるけど、独立って簡単じゃない。

 

でも、高校生の私にはよくわからなかった。

父の会社は経営がうまくいかずにお金がなくなっていった。

 

 

生活するだけでもお金はかかる。

そのうち借金をするようになり、母と上手くいかなくなり、

子どもにも嫌われ、お酒に逃げた。

覚えてる。

4リットルの焼酎瓶が2日でなくなってしまう日々。

アルコールに依存して身体も心もボロボロになっていく姿。

 

父が亡くなったのは私が19歳の時だった。

うつ病だった。

 

志半ばで諦めた金持ち社長の夢。

漫画みたいだけど、自分の保険金で借金を返済してしまった。

 

全部なかったことにしたかったんだと思う。

 

 

 

 

頑張って独立して、働いても働いても、お金がないストレス。支払いに追われるストレス。

 

 

 

辛かったよね。

 

 

 

なんか、めっちゃ悔しくて。。

お父さんが、社会に認められなかったような気がして。

お父さんの、小さくなっていく背中を見たくなかった。

 

お金なんかなくてもよかったんだよ。

 

いつも自信満々で、俺に任せとけって口癖のように言ってたお父さんでいてくれれば。

自分の仕事に誇りを持ってた姿が好きだった。

スタッフを、家族のように大切にしていたし、みんなの笑顔が大好きで、いつもしょーもないギャグばっか言ってたし、でもつまんないし、臭いし、酔っ払いだし。

 

だけど、みんなを愛してたもん。それが、私は大好きだった。

死んでしまうくらいなら、独立なんか、やめちゃえば良かったのに。

無理しなければ良かったのに。

 

 

 

家族みんなで、あの頃の仲間みんなで、笑って過ごしているだけで良かったのに。

 

 

 

 

今、生きるのが辛いあなたへ。私なんかがこんなこと伝えるの、おこがましいけど。

そのままのあなたで、生きているだけで、あなたが幸せにしている人は必ずいます。

 

今なら、そう、お父さんに伝えれるのにな。

 

 

大人になって、お母さんの美容室を私がひきついだ今、私は絶対大丈夫って思えた。

お父さんにそっくりな私が、みんなを、お客様の笑顔を大切にすれば、大丈夫なんだって。

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お客様がうちに通ってくれているし、スタッフも元気に働いてくれている。

家族もみんな、元気に生きている。

 

それだけで、私は今すごく幸せなんです。

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嫌な思いだけはさせたくないんだ。

無理はさせたくないんだ。

みんなが笑顔になれる場所を作りたい。

 

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今、まだまだ、夢の途中だけど、やる気に満ち溢れています。

だってまだ、34だもの。

 

お父さんの歳まであと、12年。

 

今に見とけよ!お父さん!!

 

 

あなたが叶えられなかった夢を私が必ず、叶えてみせるからね。

ちゃんと伝えていく。

ちゃんと繋いでいく。

だって私はあなたの娘だから。

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私の毎日は幸せです。

 

 

 

だからもしかしたら、お父さんの夢、もう叶ってるのかもしれないね。