去年の6月1日。

リハビリからやっとジムトレーニングに移行した日。


リハビリに通っていた病院がそのまま経営しているジムだったのでInBody(体組成計)も医療用のもので…

だからこそ出た数値が恐ろしいもので…
突きつけられた【肥満】の文字がショックで…

だからこそ真剣に1年間トレーニングに向き合った。

そして折角だから自分の仕事の糧になると思ったので毎月InBodyを計測して変化を観察していた。

だが思っているよりハードな道のりだったし、知っていたトレーニング理論なんて机上の空論だと思い知らされた。

手術受けた後だからもちろん普通以下の力。
思うようにいかなくて、苦しくて
スクワットなんかブラックアウトの連続で文字通り吐きながら続けた。
食事もかなり気をつけた。

50歳の自分がいかに体力も回復力も落ちているか身に染みてわかったし、実際やりすぎて肺炎にもなった。

脚が少しずつ動くようになり、仕事に復帰できたのは嬉しかったが
その分、忙しくなりジムには通えなくなるっていう悪循環が生まれた。

毎月測っているInBodyの数値は停滞。
当然といえば当然だが…この矛盾はトレーニングのモチベーションを大きく下げていった。

それでも何とか行ける時にジムへ行っていたのだが迷いまくっていた。

そして、10連休をキッカケに5月に24時間営業のジムに移籍。


1ヶ月しかなかったが懸命に頑張って
積み上げたものは嘘付かないと思って続けて
この結果である。



【一年前との比較】

体重 70.3kg→64.0kg(6.3kg減)

体脂肪率 31.0%→22.0%(9%減)

筋肉量 45.9%→47.2%(1.3%増)

骨格筋量 26.9kg→28.1kg(1.2kg増)

基礎代謝量 1418kcal→1449kcal(31kcal増)


まだまだ【軽度肥満】ではあるのだが

そんなに劇的な変化ではないのだが

確実に変わってきた。

モチベーションもあがってきた。


この一年で色んな経験をした。

この体験はクライアントさんや生徒たちにシェア出来ると思う。


もちろんこのデータは万人に当てはまらない。

ただの50歳男性の1つのケースだ。


でも苦しんだからこそこの経験を基にした言葉には重みが出ると確信している。


まだまだ自分の身体で実験と観察を続けたいと思う。