入院してた友だちが退院してきました。
病院での話を聞いてると、
彼女が、自分の担当医が
男性か女性かわからないって言うんです。
「だって、先生、男ですか?なんて、聞けないでしょ?」
同じ医師に担当してもらってる患者さんに聞いても
女性だったり男性だったりで、
真相は不明なんだとか。
「 中性?」
「 ああ! そんな感じ」
先日読んだ雑誌のヴォーグには、
LGBTについて、ファションのことだけでなく、
中性としての在り方についてもふれてました。
わたしは「中性」としての在り方って、素敵だと思う。
自分が男や女のどっちなのか。ということにこだわらないスタイルは、
男性でも女性でも素敵で、
見た目で、
どっちにも感じたり、
どっちでもないように見せることも、
昔に比べれば簡単に試せるようになってきたと思うんです。
ユニセックスブランドを
オノヨーコがつくったけど
世の中には全然少なくて、
もっと増えればいいのにって思ってます。
男性が女性の服を着る最初のきっかけには、
メンズファッションのサイズが大きすぎたり
フィットしないっていう問題から
レディースを着てみたら、
ぴったりで楽だった
ということをよく聞きます。
東大教授の安冨歩さんもそのひとりだったみたい。
安冨さんっていうのは、
2013年から女性用の洋服を着始めて、
だんだんとレディースの服しか着なくなった方。
東大にもレディースで行っていて有名になりました。
久しぶりに見たら、
メイクがとても素敵になってました。
見違えたwwww
彼が、歴史学者の三橋順子さんの
【双性 (ダブルジェンダー)】という言葉を紹介していて、
ダブルジェンダーっていう特性って、
新鮮なひびきだなあと思いました。
安冨歩さんは、
手術で無理に性別をトランスする必要はないのだ。
とも語ってて
わたしも、これには賛成。
無理にどちらかに決めるよりも、
中性や双性のスタイルが、
ゆるく自分らしくてしっくりくる人も
とても多いって思うから。
「わたしは、こうだから、こうしなきゃ」
そんな風に自分が決めてしまわなくても
自分らしいスタイルって、思いのほか沢山あって、
これからもっと選択肢は増えるんじゃないかなって思います。
女性装の東大教授、安冨歩さんのインタビュー記事はこちらから読めます★
http://www.huffingtonpost.jp/2015/09/11/ayumu-yasutomi1_n_8125674.html
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