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いつかハイヒールで歩きたい

抗がん剤による末梢神経障害で、手足のしびれと付き合う日々。
今は、走れない、踏ん張れない、鈍い感覚でUGGとスニーカーがお友達☺
いつか前のようにハイヒールで颯爽と歩ける日を夢見てます。

今まで、スカイツリーの見えるマンションでした。


でも、娘がお嫁に行き、

息子が、一人暮らしをしたいといい、

旦那さんは、単身赴任

100㎡に、一人は、あまりにさみしく。。。

鬱な状態で、何の意欲もない中、

どうしても、このGWに、引っ越したかったのです。


一人でもさみしくない程度の広さに住みたい

それは、もちろんでしたが

引っ越しを急いだ理由は、

いつ体が不自由になるかわからない状態なので、

思い切って断捨離し、

見られたくないものや、不要だと思われるものを

すべて捨てることにし、

何がどこにあるかを明確にし、

特に大切なもの、申し送り等必要なものを整理することでした。

そして、

新たに引っ越した先は、

こんな感じです。



しかし、まだ断捨離は終わっていません。

荷物置き場として使用している戸建ての家の整理が残っています。

これも、早いうちに片付けて、

いつ何時、何が起きても、

冷静に、娘に引き継げるようにしておこうと思っています。


みなさんは、子供の小さい頃の写真や動画どうしていますか?

子供たちに聞いたら、

「私たちは、一切いらないので、捨てていい」と涙

で、私たちも、30年近く前の、新婚時代や、子育ての時代の

懐かしい写真をみて、

「もう、過去に戻れないのだから、過去を振り返ると、

今の自分が悲しくなるから」と言って、

ほぼすべての写真を捨てることにしました。






3月末から歩けなくなるかもってくらい、足が痺れ、疼き、痛くて、

これから先の人生を悲観的に考えざるを得ない日々を送りました。


私は、癌になって、仕事をドロップアウトしました。

その喪失感は、想像以上でした。

適応障害で入院し、退院後も、鬱っぽい日々を送っていました。



やはり、仕事が私の生きがいだったし、

それがなくなってしまうと、どうしていいのかわからず、

定年後のオヤジの気持ちがいたほどわかります。(苦笑)


また前のように輝いていたいと、

就活して、採用され、一生懸命働きました。

働くことは、とても楽しかったんだけど、

前のように、仕事ができない自分、

すぐに疲れてしまう自分・・・

そんな自分でも、

会社の期待値はどんどん上がり、4月から管理職に、

というありがたいお話もいただいていました。


3月末からのアクシデント?いや後遺症の悪化?で、やっとわかりました、もう元には戻れないのだということ。


気持ちだけは、前と変わらないけれど、

体は、もう、抗がん剤によって、脳みそも体も壊され、

復活していないんだと実感しました。


さて、どうやって、気持ちを整理するのか?

それができなくて、それから逃げて、

就活して、働きだした。

そして、またドロップアウト。

もう逃げるわけにはいかないのです。

働けないのだから。。。


真から、心から、芯から、深から???

今が充分に足りているということ、

幸せだということ、

今に満足できる自分であると思うこと。。


そして、今、なんとなく、

「これでいいのです。

今のままで、ときが経つことが幸せ」

と感じることができるようになりました。


自分ができないことから逃げ、

頑張ってはいけないと命じ、

小さなことでもありがたいと、感じて生きています。

今、人の手を借りず、歩けること、

私には、これだけで充分ありがたいのです。。。





有楽町交通会館に行く途中、目に入った看板、

「有楽町の占いの館」

何気なく占っていただきました。


それが気持ち悪いほど、的を得ているのです。

そして、言われたこと。

あと、3年後に免疫力が下がり、

それから、5年後に病気になり、

それから5年後に、重病になり、

それから2年後に亡くなる。

つまり15年後に私は死に、元気でいられのは、あと3年

ってことなわけです。


これから、何かいいことでも待ってるとでも言ってくれたら、

前向けるのにな、と思っていたのに。

さらに、どん底涙↓↓


そして、よく当たるといわれる「下よし子」の占いでも

病気をする。特に今年の冬は要注意。だって涙


有楽町の占い師も、下よしさんも、

同じことを下記のように言うのです。

自分を大切にしなさい。

あなたには、親を大切にする子供がいます。

子供は、あなたの面倒を見てくれます。

だから、甘えなさい。


4月は、落ち込んで落ち込んで、完全に、無気力で

食事もできず、ただただ、引きこもっていました。

足が痛くて、歩くことが辛くて、

このまま、どんどんひどくなって歩けなくなるのでは涙

と泣きたい思いでした。