今日は母の誕生日です。
バリバリの後期高齢者。
 
我が家の女王様ゆえ毎年誕プレでゴマをするK。
今年も花をあげた。
実は先月スマホケースをあげたので、花は規模縮小。
 
さてさて、相変わらず金欠病と白内障と天然ボケが治らない母ですが、過去こんなことがありました。
 
母が現役時代だった頃のことです(20年ほど前かな?)。

ホワイトデーか何かで、職場の同僚一同からプレゼントを貰った。
(その職場は男性が圧倒的に多かった)
ミキモトの小さな紙袋に小箱が入っている。
帰宅した母はいそいそと包みを開けていた。

母が「何も入ってない」とい言う。
「?」一瞬理解できないK。
 
以下、ほぼ当時の会話、(カッコ内は標準語・・・多分タラー
 
K:「なんも入っとらんやったん?」(何も入っていなかったのですか?)
母:「なんも。コレだけ」(これだけで、何もはいってません。)
(イメージ画像)
 
K:「入っとるやん、コレが」(これが入っているではないですか)
母:「コレなん?」(これは何?)
K:「ジュエリーボックスやん」(宝石箱ですよ)
母:「どーするん?」(どうやって使うの?)
K:「指輪とかをなおしとくんよ」(指輪などを収納するものです)
母:「でも何も入っとらんよ」(でも中には何もはいっていません)
(イメージ画像)
 
K:「中身は自分のを入れるんよ」(中には自分の物を入れます)
母:「なんで?中身が無いん?」(何故中に何も入れてないのですか?)
K:「やけん、その箱が主役やけ、何も入っとらんのよ」(だから、その箱が贈り物だから中身は入る筈がありません)
母:「え~?なんで~?なんで箱だけくれるん~?」(何故?何のために箱だけを贈るのでしょう?)
 
このあと、コーヒーカップをあげる時にコーヒーを入れて渡さんやろ~とか例えて説明した気がする。
理解させるのに数分かかりました。
 
箱好きや缶箱好きな人を見るたびに思い出す。
 
Kがこの母の血を引き継いでいるのかと思うと・・・タラー