慢性的なコリに悩まされている方のお体を見させてもらうと、


TCH(上下の歯が触れ合ってる癖)を持ってる方と同じ位、


 

自律神経のバランスが乱れてる方がとても多いです。

 

 


自律神経(交感神経と副交感神経)は、状況に応じて強弱が切り替わり互いに支えあっています。

 

一方が強過ぎても弱すぎてもダメで、双方のバランスが取れてる事が重要です。

 

交感神経は、ストレスがかかったり、何かに興奮したりした時によく働き、
 
副交感神経は、ご飯を食べてる時やリラックスしてる時、睡眠時などによく働きます。

 

 

当院のクライアントさんで、圧倒的に多いのが交感神経優位型です。

 

交感神経は、脳が興奮しホルモンの分泌(アドレナリンやコルチゾールなど)の作用により、

 

血管が収縮し筋肉が固くなり、心拍数や血圧、血糖値が上昇し、胃腸などの働きや免疫力が低下します。

 

  

他にも、体のサビの原因とも言われている活性酸素と関係が深い、好中球(免疫細胞)が大量に体内で発生します。

 

しかも好中球の寿命は3日間と言われ、死ぬと大量の活性酸素が体内にばらまかれ、周りの細胞組織がダメージを受けます。

 

 

ですので、交感神経優位な状態が長期に渡り続いていると‥、

 

慢性的な筋肉のコリだけじゃなく、内臓や血管など様々な部分に問題が起こり始めます。


そして最終的には、交感神経の働きが疲弊し働きが低下します。(慢性的なダルさ、疲れやすい、気力がわかないなど)

 


 

自律神経の乱れによる不調と言えば、不定愁訴もその1つです。

医療機関の検査では異常がでないので、とても厄介な症状です。

 

目眩や動悸、息切れ、冷え症、食欲不振、吐き気、イライラ、不眠など)

 

  

また心筋梗塞・脳梗塞・心臓疾患・糖尿病などのリスクも上がると言われています。

 



自律神経が乱れる原因は何かと言うと‥、ストレスです。

 

ストレスは脳に影響を及ぼし、メンタルの不調や、体の歪みの原因にもなります。


ストレスの影響が強い人ほど、首がガチガチに固くなっています。

 


交感神経に負担をかけるストレスは、対人関係や仕事などでの精神的なモノだけじゃなく、


肉体の酷使(仕事や運動での過労)や、気温、寒暖差、騒音、パソコン・スマホのやり過ぎ、夜更かし、


食生活の乱れ(添加物や化学調味料、糖質の採り過ぎ)や暴飲暴食なども、交感神経に負担がかかります。

 

 

 

 

現代はネットの普及により、交感神経を酷使する時間が昔より多いので、


癒しの時間や疲労した身体をケアする時間を設ける必要があります。

 

交感神経が興奮しない様な事で。

 

 

    

当院での自律神経の乱れに対しての施術は、

 

固くなった筋肉を手技で弛めリラックス効果を促進させたり、

 

量子力学的なアプローチ(振動調整・氣など)で、


自律神経やメンタルの調整、ストレスの緩和、感情の解放、

 


後頭骨や上位頚椎、仙骨などを整える事で副交感神経の働きを促進させたり、


前頭骨を整えて交感神経の働きを抑制させる事で、乱れた自律神経バランスの回復をはかります。

 

 

 (また交感神経にダメージをかける様な生活習慣や食生活、性格や思考パターンなどを自覚し改める事で、より改善効果が早く現れます)