『恋愛時代』 (木曜深夜~日本テレビ系)
第5話・第6話の感想を。




ハル(比嘉愛未)は永富(淵上泰史)から、
ついにプロポーズされましたね。
でも、何か違うものを感じて、すぐには進めません。
何より、ハルはまだ自分の気持ちが整理しきれていなかったのです。
理一郎(満島真之介)に会いに行くけれど、
またも肝心な所でストップがかかってしまって。
理一郎の部屋は、カスミ(佐津川愛美)たちの持ち込んだ、
いろんな物がいっぱいで、
二人の部屋は二人のものではなくなっていることに気づかされる。
ハルはずっと昔に溜めこんでいた思いを理一郎にぶつけてみたけれど、
理一郎は何も答えてくれないばかりか、
自分がただただ悪かったと、理一郎自身も自分を責めていたようです。

ただ、この理一郎の行動にも何か理由があったようですね。
それが何なのか?
そこが今後の、一番重要な所になりそう。


理一郎とカスミの同居も、子は鎹(かすがい)で、
そのまま離れられない?と思いましたが、
ひょんなところから、お邪魔虫というか、助け舟というか!?
カスミたちが引き下がらざる負えなくなるとはね。
この展開は、ちょっと意外で面白かったです。

そして、実は運命的な出会いをしていたことに、
今さらながら気付いたハル。
やっぱり、理一郎でなくてはならないのですよね。


―――


このドラマ、正直に書いてしまいますが、
もう少し盛り上がりが欲しいところです。
本当は、もっともっとグッとくる内容だと思うのです。
でも、ドラマとしてどこがうまくいってないのか、
さすがに素人には分からなくて。


恋愛ドラマというと、とにかく女性が中心になりますが、
このドラマ、やはり恋愛ドラマですが、
男性側の気持ちが、かなり語られています。
以前の感想にも書いてますが、
ここまでしっかりと男性側の気持ちが入ってくるドラマは、
記憶の中でも、あんまり見たこと無いと思います。
しかも、グッとくるセリフが結構あるんです。
そこが、このドラマを見続けたいなと思う理由の一つです。


もう一つ。これは完全に個人の好みですが。
王道の恋愛ドラマとは一線を画していて、
ちょっと特徴的で興味深いと思ってるところ。
このドラマには、「実は……」という謎解き的な部分が、
そこここに散りばめられていると思います。
ついついそういう見方になっちゃうのは、
推理マニアの私ぐらいでしょうか?
今回の、カスミが身を引くきっかけになったエピソードも、
「えっ!そうきたの?」なんて思いながら見ていました。
後から種明かしのある仕掛けが入ってるところがおもしろいです。
でも、女性の皆さん、
一般に、女性って勘が鋭いって言われてますし、
女って、この裏には何かあるんじゃないのっていう推測が、
得意というか、それを楽しむセンスが生まれつきあると思います。
次にどうくるか推理を働かせながら見ると、
このドラマの、また違った面白さを発見されるかもしれませんよ。


―――――

ハルと理一郎、
二人の悲しい思い出。
それを二人で乗り越えられるのかな。


こんどの放送は、一歩でも近づけるのでしょうか?



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