令和4年度本試験所感(16) | 士魂~samurai spirit~

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土地家屋調査士試験合格のための課外授業。
合格に必要なのは、条文知識や受験テクニックだけではないから。

今年も本試験の個人的な所感をボチボチ書いていきます (あくまでも齊木個人の所感となりますので、日建学院への問合せはご容赦願います。)。もしよければ復習の際の参考にしてください。

 

なお、内容は上級者向けの内容となります。

 

 

【第15問】

不登法/各論/合体による登記等に関する出題です。

 

ア肢。更正登記により表題部所有者となった者は,当該登記から1月以内に,合体による登記等を申請しなければならないか否か?ということですが,あまり出題数は多くないテーマではあるものの,H23に実績があるため,過去問の範疇ということになりますね。「正」と判断し,残り2択「1 アイ」「2 アウ」。

 

イ肢。過去問では頻出のテーマとなります。H18出題のものを発展させた事例となっているものの,内容に変わりはないので,冷静に「正」を判断したいところです。

 

ここで「1 アイ」をマークして解答終了です。

 

ちなみに,ウ肢は「区分建物の隔壁除去」の取り扱いがテーマで過去問でもおなじみですね。

 

エ肢は「合体による登記等と所有権保存登記は併せて申請すべきか」というテーマ,オ肢は「いずれも表題登記がない建物を合体した場合にする表題登記の登記原因」というテーマで択一のみならず,記述式対策でも理解が深いところのはずです。

 

いずれのルートを経由しても正解には達するはずの1問でした。

 

 

 

 

つづく