ひと月前に5作品購入した中古DVDの3本目も取り敢えず見終わった〜
まぁ、先のドンパチ物2作品以外は前に一度観ているので小道具を見直すくらい…
今回はビリヤード場が舞台の映画「ハスラー」
ポール・ニューマン演じる主人公エディが金と名誉に溺れて大事なものを失うといった流れ… 1961年のモノクロ作品でその後、1986年にはポール・ニューマンとトム・クルーズが出演するハスラー2が公開されました。
作中の小道具といっても終始ビリヤード場が舞台だから主人公が持つマイ・キュー(球を突く棒)しかない…
主人公が持つキュー以外は映画のネタバレあらすじになります。
とある街のプール・バーに来た主人公エディは先にカウンターで飲んでいた男とビリヤード勝負をする…
勝負に勝ち続けたエディは勝つごとに酒を飲み、ミラクルショットをするが男は「酔っ払いのまぐれ当たりだ」と言い放つ…
まぐれではないと反論するエディは同じショットを金を賭けて再現するも失敗… もう一度チャンスをというが男は席を立つ…
「もう一度すれば今度は絶対出来る」と言うと店のオーナー(右側)が背後から「俺が賭ける」と名乗り出る。
そしてエディが再度ミラクルショットして店のオーナーから賭け金を受け取る…
先の男はエディの仲間であったのだ…
場面変わって別のビリヤード場。(※ この店はハスラー2でも出てきて右側の男性店員は25年後には店の2代目オーナーとなっている)
エディは不敗のハスラー ”ファッツ ”と勝負するため彼を探していた。
エディはファッツを負かして大金と名声を得ようと勝負に挑む…
エディの腕にファッツは余裕の笑みを浮かべるが…
エディが18000ドル稼いだ頃、仲間の男が「ゲームは終わりにしよう」というがエディはゲームを続け… そして…
エディは後半負け続けて仲間の男は「また負けた…」とボヤきながら持ち金と勝ち金をファッツに全部巻き上げられて勝負は終わる。
文無しになったエディは仲間の男の元から一人出ていくが、駅で出会った女性(サラ)の家に転がり込む。
生活費を稼ぐためエディは場末のプールバーを転々とするが、高額な賭け勝負をしてハスラーを嫌う店の客に指を折られる。
やっと指の骨折が治ったころ、ポーカーで小銭稼ぎしていたバートと新たなパートナー契約をしてファッツとリベンジするための資金調達をする事になる。
しかしサラはエディのリベンジを止めようとするが、エディは言う事を聞かなかった。
エディの決意に邪魔だと思ったバートはサラをエディから引き離そうとし、サラは寂しさのあまり自害してしまった…
それを知ったエディは悲しみをファッツとの勝負にぶつけて…
エディはリベンジに勝ったが…
喜びも無く虚しさだけしかなかった…
バートはパートナーとして賭け金の分け前を求めるが… サラが亡くなったのは自分達に非がないのか? 俺がゲームを捨てれば… と悔しがり、エディはバート達と別れて一人店を後に旅立った…
ここで主人公が持つマイ・キューは「ランボー」という名のキューだそう…
ちなみにハスラー2では「バラブシュカ」という名のキューが使われている…
今では両名とも現存する数少ない高額なビンテージキューである。
ちなみに高校生の時にビデオでこの映画を観てビリヤードにハマり、マイ・キュー2本を買ったがその様な名のあるキューは高くて買えなかった…
でも、写真のマイ・キューは今でも大事に手入れして持っている思い出の品である…
そんな事を思い出しながらのDVD映画鑑賞でした。