こんにちは。いつもありがとうございます。

商業出版エージェントの にのまえ遼です。

 

さて、今回は、先回のblogの続きですね。

 

著者の出版の目的を達成するために、本を読んで欲しい読者層と…。

出版社が、売れる本にするために、本を読んで欲しい読者層。

 

これが異なってしまった場合、どうすればいいのでしょうか?

 

 

出版社の提案通り、読者層を変更すれば、出版の目的が達成されなくなるように思うので、悩みますよね。

 

 

しかしこの場合、答えから言うと、「出版社の提案」を受け入れるべきです。

 

何故なら、出版するかどうかの決定権は、出版社が持っているから。

そして、出版社は、出版するために数百万のお金を投資してくれるので、出版社のメリットの方を優先してあげたほうがいいから。

 

 

それに…。

出版の目的を達成するために、この読者層を集めたい…と思っている層以外の人を、読者層にしても目的を達成することはできるからなんですね。

 

 

例えば、先回のblogでお話をした…。

潜在意識のセミナーをやってて、30~40代の女性を集客することが目的だったFさんは、読者層を小学生に変更しました。

 

そして、30~40代をターゲットにした既存の潜在意識セミナーと、親子でできる潜在意識開発セミナーを用意し、結果を出しています。

 

 

パーソナルジムの知名度アップと集客が出版の目的だったUさんは…。

20~40代のダイエットやスポーツをしている人を読者層にしていたのですが…。

 

出版社の提案を受け、50代以上に読者層を変更。

50代の忙しい人でもできる、独自の体幹トレーニング方法の本にしたのです。

 

でも…。

そうやって、誰でも簡単に取り組める体幹トレーニングをやっているジムとして、知名度も上がりましたし、それによって、来てほしかった20~40代の顧客層を増やすこともできたのです。

 

 

『出版企画書を作る時、自分の本の読者層を決める王道の考え方https://ameblo.jp/tyche2020/entry-12649411902.htmlのところでもお話をさせていただきましたが…。

 

自分の持っている資源を最も活かせる層で、

出版の目的をダイレクトに達成できる層を、

読者層にするのが、読者層を決める王道です。

 

でも…。

出版の目的をダイレクトに達成できる層を読者層にしなくても、目的達成をすることはできるのですね。(←ここ、ポイントです)

 

 

例えば、工務店をターゲットにしたセミナーを開いていくのが、出版の目的だった場合…。

工務店に絞り込まずに、営業のプロになりたいと考えている人を読者層にした営業本を出版する。

そして、著者は営業のプロフェッショナルなんだというポジションを確立してから、工務店にセミナー開催のアプローチをかけてもいいのです。

 

 

重要な部分なので繰り返しますが…。

出版するかどうかの決定権は、出版社が持っています。

そして、出版社は、出版するために数百万のお金を投資することになります。

 

ですから、著者と出版社のメリットが一致する場合は問題ないのですが、もし、メリットが一致しなかった場合、許容範囲内であれば、出版社のメリットの方を優先してあげたほうがいいんですね。

 

ほら、異性をデートに誘う時でも…。

許容範囲内であれば、相手の希望を優先してあげるじゃないですか。

そうすれば、仲良くなれる確率が高まるのと同じですね。

 

出版は、著者と出版社の共同作業ですからね。

仲良くなった方が、出版できる可能性は高まるのです。

 

 

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