新暦お正月
小袋棚
掛物 津田青楓筆 寿
結び柳
薄器は日の丸
床の中に釘が(柳釘)打てないので脇に
青竹の花入れを掛けたんでした
脇床に御所人形、干支の兎の手焙り
紹鷗棚
掛物 めでたくかしく 小野湖山筆
小袋棚と同じく平水指 昭阿弥の染付唐子図
棗濃茶をする人は赤絵の替茶器を使いました
主茶碗 志埜 柴山利彌作 銘 海老鯛
茶杓 即中斎 銘 寿山
棗濃茶に半古斎在判中棗
主菓子は川口屋さんの花びら餅
器は四季総花蒔絵
新暦2月
丸卓
掛物 梅一輪一輪ほどのあたたかさ
瀬戸釉水指、即中斎好春秋茶器
而妙斎宗匠と即中斎宗匠の画賛風炉先
印刷ですけど
初午には宝珠の描かれた馬上杯
節分の床は南蛮鬼の腕に柊を入れました
八景棚
掛物 大徳寺黄梅院 小林太玄老師筆
弄花香満衣
房の付いた襖をあけると御殿の障壁画?
四季の花が描かれています
新暦3月
抱清棚
掛物 三宝柑 小林太玄老師画賛
桜の平棗 常滑の種壺
お茶盌は堀野証嗣造御本釉
銘 静池
堀内兼中斎宗匠の箱
ポルトガルの徳利に貝母と椿
川口屋さんの「三段の色紙」を椿皿に
山里棚
利休忌と上巳が重なる
今年は春慶の山里棚
水指 加藤淡斎自作 萩
主茶盌は尼道年先生作黒
銘 凛
経筒に菜の花と桜
お雛様の定番
ひちぎり 川口屋製
干菓子は大きな鮑にお雛様の麩煎餅
立礼卓も春らしく
以上2023年新暦1月から3月のしつらえ
茶の湯に大事なのは季節感と清潔感
いくら良い工夫をした道具組でも
茶巾、茶筅、黒文字がパリッと綺麗で
清潔でなければ台無しです。
本当の意味で清潔な茶巾
紅雲庵はお稽古ではもう永遠に
これを使うことにしました。
お茶会ではこっちね
その都度新品を使います。
「あかね塾、良いかもね~」と思われたら
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