久々に空を眺める。
ぽっかりと薄青の水たまり。
白とブルーグレーに挟まれ、青が際立つ。
美しいや。
んーーー。
取りあえず、
ＰＣの前に座ってみたものの、
何を書こうかな。
予め、決まっている時もあれば、
書いているうちに、
思わぬ方向へ行くことも。
まっ、それはそれで
面白いのだが。
最近、どうも文章を書くことが、
以前より苦手かも？と思うことが増えた。
理由はよくわからない。
ちょっとしたメールの返信にも
時間が掛かる。
浮かんでくる言葉を
つらつらと綴っていると、
やたらと長ったらしくなり、
あれ？
結局、私、何が言いたいんだろ？？
ーということになり、
また書き直す始末。
いつから、
こんな風になったんだろ。
そんなわけで、
「文章をもっと簡潔かつ的確に書きたい。」と切に思う
今日この頃。
先日、たまたま開けた引き出しから
子供の頃にもらった賞状や
小学校～高校までの通信簿を
ひとまとめにしたファイルを発見。
両親が大事にとってくれていたようで、
嫁入り道具？の一つとして、
持たせてくれた。
「こんなん、見る時がくるのだろうか？？」と
当時は思ったものだが、
意外や意外、
年月が経ち、
改めて見てみると
意外と面白い。
開けようか？開けようまいか？
一瞬、躊躇ものの、
その日は
時間に余裕があり、
「子供の頃の私って、
どんな子供やったんかな？」と
ふいにノスタルジックな気持ちになり、
子供の頃に通知簿を開く時とは
ちょっと違うドキドキを味わいつつ、
すっかりうす茶色に色褪せた紙を
ぺらりとめくってみた。
あぁー。懐かしい！
しかし・・・。
担任の先生の名前を見ても、
顔はかろうじて浮かぶものの、
かなり印象の薄い先生も。
特に問題も起こさず、
ごくごく真面目な学生だった私は
先生の私に対する記憶も
きっと薄いだろうな。
そもそも、
当時、生徒は40人近くいたのに、
本当に一人一人観察していたかどうかは、
かなり怪しい。
ーとはいえ、
先生の私に対する印象は、
大人になった今でも、
さほど変わっていないように思う。
でも、本当は
心の中で、
ひっそりと大人の常識や考えに
反抗していた。
さすがに、
そこは見抜けてなかったみたいだけど。
さらに、
子供の頃は、
言葉を扱うのが好きだったという事実を
再確認する為、
早速、国語の成績欄に目をやる。
あぁー、よかった。
私の記憶は間違ってなかった。
まぁまぁー、いい感じ。
そっか。
やっぱり言葉と遊ぶことが
得意だったんだな。
ーと少しだけ安堵。
時を重ね、
改めて開いた通信簿から
今の私を眺めてみる。
変わっているところと
そうでないところが同居してる。
忘れているところもあるけれど、
どれも私。
さらに私は広がる。
まだまだ未知の私と出会うため・・・。
