「普通の恋愛感情とは違う」

「今までの恋愛となにかが違う」

 

ソウルバディに出逢うと、きっとこんなふうに思う人が多いと思います。

 

「愛」にはいろんな形の「愛」があります。

 

例えば恋人とは、一緒に時間を過ごしたい、顔を見ていたい、触れたい、キスしたい、抱き合いたい、そんな気持ちが含まれます。性的な欲望もあります。いわゆる恋愛感情です。

 

一方、親が子供を愛するときの愛には、性的な欲望はありませんが、命にかけても守りたいという保護本能はあります。年老いた親を、助けてあげたいと思うのも愛、見ず知らずの人が困っていたら手を差し伸べるのも愛。同じ愛でも、湧き出でる感情や表現の違いがありますよね。

 

私はこれを「虹」のようなものだと思っています。太陽光をプリズムに通すと、七色に分かれます。太陽光にはいろんな波長の光が混ざっていますが、プリズムという障害物に当たると屈折し、それぞれの波長に分かれます。波長には色があります。短波長は青、長波長は赤というように、7色に分かれた、それが虹色です。自然の虹も同じ原理です。

 

 

「愛」を「太陽光」だとすると、「愛」はひとつですが、さまざまな波長が含まれている。その異なる波長は、地球上の人間関係という「障害物」にぶつかって屈折します。そして、対する人に応じて、例えば親には赤、親友には青、恋人には黄色というふうに、いろんな色を使い分ける。とても仲良しで友達みたいな夫婦の場合、もしかしたら黄色と青の両方が入っているかもしれない。でもどれも愛なのです。(色は単なる例えですからね)

 

そして、ソウルバディに出逢った人が「普通の恋愛感情とはなんだか違う」と思う理由は、バディに対する「愛」が「恋愛感情」にとどまらないからだと思うのです。

バディに対する愛は、恋人に対するそれのようでもあり、わが子のようでも、仲良しの兄弟姉妹のようでも、尊敬する両親のようでも、そしてなんでも分かち合える大親友のようでもある……。

 

つまり虹の七色全部を含んでいるのですね。これまで、相手によって使い分けていた色を、バディには全部つかっているのです。

 

多くの方が「ソウルバディ」=大恋愛と思っていて、それは間違いないのですが、実はもっともっと深い愛がある。7本の色えんぴつを全部手にして絵を描こうとしたら、それなりに大きく、器用な手でないと無理なように、バディに対する深い愛をちゃんと実行するには、自分がそれなりに成長して大きくなっていないと無理なんです。

 

だから、ソウルバディに逢うと、自分を成長させるための課題が次々やってくるのですね。それをクリアすれば、すべての愛をきちんと使えるようになる。

 

それが終わりじゃない。もともと光というのは、まっすぐにすすんでいたら色は見えません。太陽の光に色がないのと同じです。障害物にあたらず、屈折せず、まっすぐに進む光がふたつ重なったら、果てしなく大きな光になる。バディが向かっていくのは、そこなんですね!

ソウルバディジャーニーの醍醐味は、そこにあるのだと思います。 

 

With Love xoxoxo

May

 

☆書籍に合わせるため、当初「ツインソウル」という言葉で書いていたものを「ソウルバディ」に統一させていただきました。 2017/11/18

 

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