今日は小倉(こくら)まで行くため、新幹線を利用。
12番のりば発ののぞみ号に乗るため、エスカレーターに乗ろうとしたところ、このホームに行くエスカレーターの近くにあったコンビニはファミリーマート。
それに対して、15番、16番ホームに行くためのエスカレーター近くのコンビニはセブンイレブン。
これは新幹線ホームを作るときの歴史が関係しているなと感じました。
1975年に山陽新幹線が博多駅まで全線開業した際は、現在の13番ホームから16番ホームまでの2面4線でした。
(その当時は、ホームの番号も11番から14番でした。)
1987年の国鉄分割・民営化に伴い、博多駅は在来線がJR九州、新幹線はJR西日本の管轄になったのです。
2011年に九州新幹線鹿児島ルートが博多駅まで全線開業するにあたって、ホームを拡張することになりました。
それが現在の11番ホーム、12番ホームです。
その時はJR九州の敷地内にホームを拡張することになったこともあり、このホームはJR九州、JR西日本の共同運営になっています。
九州のファミリーマートはJR九州が運営しています。
そのため、JR九州側の利益を出すためにも11番ホーム、12番ホームの売店はファミリーマートになっているのでしょう。
それに対して、JR西日本の売店はセブンイレブンと提携を結んでいます。
13番ホームから16番ホームまでの売店は元々西日本キヨスクが運営したために現在ではセブンイレブンに様変わり。
ということで、博多駅はJRが2社入っているのと新幹線延伸の歴史もあってこんな不思議な現象が起きています。
今日は思わぬところに気づきがありました。