「言葉が足りない」という前に | 気まぐれ社労士の徒然日記

気まぐれ社労士の徒然日記

2015年11月に社労士試験に合格。2016年5月より、社労士登録、8月に開業登録。自分の興味の赴くままに日記を書いています。

よく、何かを十分に言えなかったときに「言葉が足りない」と叱責するケースもあるかと思います。

実際に、もう少しきちんというべき時に何かを言えないというのは言えない側も気を使ってほしいなと思うところでしょう。

 

しかし、言う側の言葉が足りなくなる原因は、話を聞く側に問題がある場合もあります。

大きな理由は2つあります。

  1. そもそも相手の意見をはなから聞こうとしない
  2. 相手の発言を使って後で揚げ足を取ろうとする

1つ目についてですが、自分の意見を聞こうとしない人間に心は開かないものです。

例として、子供が親に対して意見を言わなくなったときは、自分がきちんと子供の意見を聞いてきたかをもう一度振り返った方が良いでしょう。

2つ目についてですが、やはり揚げ足を取ろうとする人間に対しては警戒をします。

そして、自分を守ろうとすればどうしても必要最小限のことしか言わなくなります。

ともすれば、必要なことすら言わなくなる場合もあるでしょう。

会社で報連相が足りない場合、上司が部下の発言の揚げ足を取ろうとして部下がものを言わなくなるケースは考えられます。

 

ともあれ、話を聞く側は、話をさせやすいように配慮する必要があると思います。

ともすれば、話を聞く側は立場が上のケースが多いだけに相手に十分話をさせないような振る舞いをしていることもあるでしょう。

 

立場が上の人こそ、謙虚に話を聞くようにしたいですね。