YouTubeを視聴していたら興味深い動画を見つけました。

「バーチャルヒューマン」に関する動画です。

バーチャルヒューマンとは、CG（コンピューターグラフィックス）で、リアルな人間のモデルとして作成された存在のことのようです。
おそらく「仮想の人間」という意味だと思いますが、凄い時代になったと思います。

利点としては、様々な場面に応じて利用できることだと思います。

たとえば、大量のエキストラ役者が必要な時などにバーチャルヒューマンを利用すれば、人を集める手間や、経費が削減できるかもしれません。
俳優たちは「AIの活用で俳優の仕事が奪われるようになっていく」などと、今後の業界を懸念している声もあるようです。
そのため、究極的にいえば「人間が役者を演じる必要性はあるのか？」と議論されるような時代になっていくかもしれません。

「歳をとらない」、「老けない」、「怪我をしない」、「病気にならない」、「完璧に演じる」などを考えますと、人間の役者よりもメリットは多いような気がします。

ちなみに僕はテレビゲームが好きですから、時代の流れによるCGの進化を実感しています。
たとえば僕の子供時代は、任天堂のファミリーコンピューターが大流行した頃ですが、当時のテレビゲームは「ドット絵」の表示でした。

ドット絵の参考例

1マスずつ着色して、キャラクターを表現するような手法です。

ドット絵は独特の雰囲気がありますので、現代でもわざとドット絵を使用されることがあります。

「バーチャファイター」という対戦格闘ゲーム

ファミリーコンピューターの大流行から約10年後には、3DCGがテレビゲームに登場するようになってきます。
「ポリゴン」と呼ばれる多角形のせいで、キャラクターが角ばったように見えると思います。

そのため「箱の組み合わせ」のように見えますが、昔の3DCGはほとんどこのような状態でした。

現代のバーチャルヒューマン「imma」

基本的には「生きている人間にしか見えない」と思います。

PCの性能などが進化したこともあると思いますが、数十年間で映像技術は飛躍的に向上しています。
僕は子供時代から映像の進化を実感していますが、現代は特に「3DCGの進化が凄まじい」です。
もはや実写とわからないレベルになっています。

AIの技術と、3DCGを組み合わせる流れが主流のようですが、短時間で様々な画像を制作することができます。
問題としては「フェイク画像（実在しない場面）」も簡単に作れますので、「嘘の情報に騙されるリスクが増えること」だと思います。

とりあえず動画を掲載しますが、個人的に興味を感じたのは「冒頭部分」と「バーチャルヒューマンの実際の映像」でした。

もし興味がありましたら実際の動画を確認していただきたいのですが、まず「女性の静止画像」が表示されます。
そして、「この美女は誰かわかりますか？」とサングラスの男性が質問されます。
サングラスの男性はスーパーミステリーマガジン月刊「ムー」編集長の三上さんです。

ちなみに僕は女性の画像を観た際に「この女性は人間なのか？それとも3DCGなのか？」というクイズ問題と勘違いしました。
そのため、画像に意識を集中して、画像から放っているものを感じてみました。

あくまでも僕の感覚ですが、まず「人間のエネルギー」を感じました。

そのため「これは生きている人間の画像だろう」と思ったのですが、違和感もありました。
「完全には人間ではない」という違和感です。
イメージ的には「人間のモデルに、何らかの加工がされている」という感覚でした。
ですから「半分人間で、半分は3DCG」というような印象です。

しかし、実際の問題は「この美女は誰かわかりますか？」という質問内容です。
僕は「3DCGの有無を判断しただけ」でしたから、「誰なのか？」まではわかりませんでした。

結果としては、「女性の正体は三上さんでした」という展開でしたが、「ムー」編集長の三上さんも「全くわからなかった」と驚いたようです。

左側の男性（三上さん）をAIで加工したのが、右側の女性

「モデルの人物」を用意すれば、見分けのできない「全くの別人」を3DCGで作り出すことができるようですが、凄い技術だと思います。
ただし、凄い技術だからこそ「犯罪」などにも利用される可能性が高いと思います。

そして冒頭部分が終わり、しばらくするとバーチャルヒューマンが紹介されます。
（動画では、動画の開始から約5分あたりからになります）

髪色が派手ですが、おそらく実際の人間にしか見えないと思います。
僕もわざと意識しなければ、全く見分けがつきません。

しかし、「人間のエネルギーを感じることができるのか？」という感じで、画像に意識を合わせると人間のエネルギーは感じません。
イメージ的には「風景のエネルギーと同化している」というような印象を感じます。

そもそも3DCGは物質ではありませんし、無機質なエネルギーです。
そのため、3DCGで人間を作成しても、「データにすぎない」ため、無機質なエネルギーの塊でしかありません。
だからこそ「人間のエネルギーは感じない」のだと思います。

しかし人間（生物）は実際に生きていますし、「生体エネルギーのようなものを常に放っている」のだと思います。

つまり、「画像を眺める」だけでなく、「画像からエネルギーを感じる」ということを重要視すれば、「本物（実在）」か「偽物（3DCG）」を判断できるかもしれません。
残念ながら、誰にでもできることではないと思いますが、「このような判断方法もある」という参考になればと思います。

また、もし機会がありましたら、様々な写真や画像を眺めながら、「写真から感じる」ということをあえて意識してみると「何か」に気づくことがあるかもしれません。

今回は「三上さんの写真」と「バーチャルヒューマンの写真」で、自分の感覚を試してみたのですが、それなりに当たっていたと思います。
もちろん「偶然当たっただけ」という可能性もありますが、だからこそ気になるのは「偽者」の存在です。

僕はテレビニュースなどを視聴している際に、海外の有名な指導者や、有名な政治家が登場した場合、「この人は本物なのか？」と映像に意識を合わせて確認しています。
主要人物などは、命を守るために「影武者」を使用している可能性があります。

昔から影武者のような存在は利用されているようです。

そのため、ソックリな影武者の可能性もありますが、国を動かすようなトップクラスの存在たちは「偽者が多い」と感じます。

そして僕が特に気になっているのは「天皇」と「皇室」の存在です。

皇室の映像を視聴するたびに「本物の有無」を確認しているのですが、僕の感覚では「本物」と感じたことが数年間ありません。

ただの僕の勘違いであればよいのですが、「皇室に一体何が起こったのだろう？」と疑問に感じています。

ちなみに「偽者」というのは、3DCGなどの画像加工などではなく、「全くの別人が演じている」ということです。

最近は話題にならなくなりましたが、顔にゴム製のマスクを被り、別人の顔に変装する「ゴム人間」なども一時期騒がれていたと思います。

今回はバーチャルヒューマンを紹介していますが、僕が思うに「人間は人間独自で人間独自の世界を作りたがっている」ように感じます。

芸術家として、自分の表現したいものを追求することは素晴らしいことです。
また、「美の追求」もあると思いますので、面白いテーマだと思います。

しかし、「実際の人間のようなリアルな存在をネット上に作成したい」のであれば、「実際の人間が溢れている世界」が置き去りのような状態かもしれません。

そもそも、僕たちが活動している地球上は「仮想世界のような状態」になっています。
しかし人間は、地球上という仮想空間の中に、「人間独自の仮想世界」を作ろうと必死になっているように感じます。

それはどういうことかといいますと、「夢の中でさらに別の夢を見ようと必死になっている」という状態です。
たとえば、「映画を観に行ったら、映画監督が映画を撮影する内容の映画だった」みたいな状態だと思います。

つまり、「仮想の中に仮想が増えていく」というわけですが、仮想が激しくなる一方です。
だからこそ「目覚められない」という人が大半になってしまうのは仕方ないことかもしれません。

まずは「私は人間の肉体を借りて、地球上という仮想空間で活動している」という「人生のスタート地点」に気づくべきだと思います。
そして「仮想空間で経験と学びと成長をするために、私は人間という仮の姿を与えられている」と気づけば、「私はこの世界で何をするべきなのか？」が少しずつ見えてくるかもしれません。

「人生」という貴重な経験は、バーチャルヒューマンにはできないことだからです。

ちなみに人間社会では「AI」の脅威が騒がれています。
様々な分野でAIは有効活用されるでしょうし、業種によっては人間が不要になるかもしれません。

しかし、AIには絶対できないことがあります。
今後AIが進化してもおそらく無理でしょう。
「それは何か？」といえば「想いを込めた創造物を生み出せない」ということです。

「人間は想いを現象化することができる」

人間に与えられた最高の特殊能力だと思います。
また、実際にエネルギーを込められますし、だからこそ「人間は創造主の力を持っている」と思います。

AIも様々なものを作ることができますし、様々な分野で「AI生成」が取り入れられています。
つまり「AIも様々なものを創造できる」ということですし、むしろ「生成は得意分野」かもしれません。
ただし、AIは「知能」ですから、「知能からの創造」がベースになります。

知能には足りないものがあります。
「心」と「愛」です。

人間は心や愛などの想いを「源泉」にして創造できますので、人間の創造物には「想いが込められる」のだと思います。

表現を変えますと、「命（魂）」を込められるということです。

神社で表現しますと、人間は何かを創造するたびに「分霊」が地球上に増えているような状態だと思います。

ただし、大半の人間は「無自覚」で様々なものを常に創造しているため、「自分自身では全く自覚していない」という人が多いと思います。

ちなみに人間は想いを込めずに物を作ることもできます。
ただし、僕が思うに「そこ」に想いがないのであれば、あえて創造しなくてもよいと思います。

「私がやりたいからやる」
「私はやりたくないからやらない」

シンプルな選択ですが、「私の想い」は自分自身にしかわからないことです。
だからこそ「私の想い」をぜひ大切にした方がよいと思います。

バーチャルヒューマンの見分け方