ようやく秋を感じる空気になってきました。皆さま、お元気ですか?
ちょっと今日は神の領域について触れてみたいと思います。まあ、すいません、そんな大それた話しじゃないです。
日本って、神様がとても多い国です。
知ってますよね?例えば七福神だったり、氏神さまだったり、いろんな神様がいるじゃないですか、学問の神様のような老舗から、トイレの神様、ロマンスの神様、わらがみ様、クイズの神様、もう数えるのはムリです。
で、やおよろずの神って言うじゃないですか?やおよろずって、漢字で八百万って書くんですよ。ですから、日本の古事記や日本書紀の時代から日本がこんな風に神様だらけになることはある意味予言されていたわけです。凄いです。
だけどですね、ここでしがない研究者の私は考えるわけです。研究者って言うのはほとんど自称でしかない肩書きで実体はたいてい親のすねかじりかダブルワークのどちらか。生きていくためには最低限のお金は必要ですが、まだどこからも立派なお給料は貰える立場に無いので生計は別に何とかしないとご飯は食べられません。はい。私はまぁつまり、親が資産家なんてこともないし、研究とは全く関係ないよそでも働いているわけです。
そこで日々思うわけです。
神様の話しに戻ります。
仕事で出会う「お客様」って、神様なんですか?
理不尽なこと、多いじゃないですか?
研究に没頭してる時も行動心理学に関する分野なので無縁ではないけどそこでは客観的に考えられるじゃないですか。
ですが普通に世の中で働く現場は現場ですからまさに自分ごとなわけで、つまり主観的にどうしても考えてしまうわけです。
神様ならもっと神様らしく、優しくなるべきだと思いませんか?
ではなくて、やっぱり神様じゃなくて対等な人間なら、人の話しをちゃんと聞くべきじゃないですか?
どちらにしても、金にモノ言わせて上に立つのって、えげつないし、みっともないし、見下された人間としては思うわけですよ。
それにしても日本は学問に金がかかりすぎる。
それだけじゃない、社会生活コストかかりすぎ。
それに比べて給料安すぎるし、中国に平均収入抜かれたのは何年前でしたっけ?
他の発展途上の東南アジアの国々にももうロックオンされてますからね。日本は先進国の看板はもう下ろすべきです。
だけど、これ、知らない人が意外に多い。
実は常識なのにそれを認めたくないのは何故なんでしょうか。
だってこれ、仕事で関わるやおよろずの神に唾吐くような話しでしょ。
日本人はそういう意味で、とても信心深い。
救われる日、来ますかねぇ。