『猫を抱いて像と泳ぐ』(小川洋子)
小川洋子の最新作
とても、言葉で感想を書き表すのは難しい
蜘蛛の巣に、しずくがかかったような
美しく、繊細で、壊れそうだけど
しっかりとした土台がある
詩のような本
天才チェス指しになる
主人公「リトル・アリョーヒン」と
彼を取り巻く
小さいけど
壮大な世界
その小さな体で、
無限の「チェスの海」を泳ぐ
というストーリー
とにかく、
一度 読んでみてください
といいたい本です
私の読書史(まだ浅いけど、、、)に
もっとも美しく
刻まれた
一冊
だと思います
