塗装を開始するにあたって、準備した塗料は塗る順番に以下。
1.「さびの上から塗れる」アクリルシリコンラッカー
さび落としは完全にはできないので、プラサフの代わりに採用した。
結構乾くのに時間がかかる。
2.ラッカー(銀)
これは、以前紹介したブログの方のやり方を真似ました。銀の上からゴールドを塗ってオリジナル塗装(シャンパンゴールド)に近づける作戦です。
車のスプレーで似たものを探しましたが、特注になりそうなので、コストアップを避けるためやめました。
3.ラッカー(ゴールド)
高耐久と称しています。
4.クリア(2液ウレタン)
やはり仕上げは2液ウレタンでしょう。
ここの品質は確保せねばなりません。
ワイヤーブラシで劣化した塗膜、さびを落とします。
重労働ですが、塗装は下地処理が命です。
そうはいっても、さびは完全には落とせません。この程度で妥協。
まずは、さびの上から塗れる塗料で、下地を整えます。
フレームをひっくり返したりして、入念に塗ります。
フォークボトムケースはアルミなので、ラッカー(銀)を塗ります。
ステップフォルダーなども同様。
マスキングをダストシール境界にきっちり付けます。職人の腕の見せ所です。
ハンドルもラッカー(銀)からスタート。
猛烈にさびていたリンクはワイヤーブラシでさびを落とします。右側がさびを落としたもの。
さびの上から塗れるラッカーの出番です。
スイングアームも同様。
その後、ラッカー(銀)を塗ります。絵はどんどん進みますが、さびの上から塗れるラッカーは乾きが遅いので中一日あけています。
フォークアンダーブラケットです。仏具みたい。
ライトステーは塗装せず、ピカールとスポンジたわしで磨きをかけた。
フレームはラッカー(銀)を塗った後、ラッカー(ゴールド)を薄くかけますが、結構どぎついゴールドになってしまった。
2液ウレタンをかけて終了。
細かいエンジンハンガーとかサイドスタンドはラッカー(黒)のみで塗装。