入院3日目は、入院期間で唯一来客があった日だ。


備品等々を用意してくれ大助かりだったのだが、閉鎖的な病室から一歩も出られない中、話し相手になってくれて気持ちが紛れた。

コロナからなのか厳しい病院で、家族以外は病棟も禁止。家族が近くにいない私は特別に1人だけ許可してもらったが15分程度でと制限があった。

対話エリアも家族以外はダメなのだとか。

新生児がいるフロアだから特別なのかも。


だけど、咎められなかったから1時間もしゃべっていたけどね。(看護師は忙しい)



友人が「通路出ると自販機もあるんだね」と言い、それで初めて存在を知った。



懸命な治療をしてくれる医療スタッフのいる快適な環境にもかからず、

自分はこの個室を「牢獄」と呼んでいた。

個室から外には自力で行くことができない。

通路が既にシャバであった。


昨日輸血をしてある程度元気になっていた。

「もう輸血はしない予定」とも言われた。