マクロビオティックの有益性 | メタボ、糖尿、病気知らずの強靭な生き方

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こんにちは 





マクロビオティックというのを耳にしたことがあるでしょうか。発祥は
日本なのですが、欧米を中心に広まり日本には逆輸入のような形
で入ってきました。





今何かと話題になるアメリカの女優アンジェリーナ=ジョリーも好んで
実践しているようです。





以前は玄米菜食と呼ばれていたようですが、欧米での人気の高まりと
ともに横文字名が一般的になったみたいです。









簡単に言えばこのマクロビオティックは伝統的な日本の食事をベース
とした食事療法で、穀物、野菜、海藻をメインにした献立が中心とな
ります。





そもそもこのマクロビオティックは創始者である桜沢如一氏(1893-
1966)が「食物養生法」と東洋思想の陰陽の思想を組み合わせて
玄米菜食という自然との調和を考慮した食事法を提唱したところから
始まっています。





このマクロビオティックには二つの原則があって一つは身土不二、もう
一つは一物全体と呼ばれています。





身土不二とはすべての生物は生育する環境と切っても切れない関係
にあるということです。以前にも書きましたが、寒い地方で取れる野
菜などは身体を温める性質があるし、暑い地方の産物には体を冷や
す性質があります。




また夏野菜は体を冷やし、冬野菜は体を温める性質があります。
このことから旬の産物を摂取することで健康を維持するという考え
方です。





また一物全体とは食材を丸ごと使用するということです。例をあげ
れば私たちはふつう白米を主食としていますが、白米は玄米を精
製してできたものです。




しかし一物全体の考えでは精米しない玄米を食べることが健康に良
いということになります。じっさい玄米のほうが栄養価が高いことは
周知の事実です。





しかしながら厳格にこのマクロビオティックの原則にしたがおうとする
と肉や魚はおろか卵、乳製品すら口にすることは出来ません。





このマクロビオティックに批判的な人たちはあのスティーブ=ジョブズ
の死因はこのマクロビオティックが原因だと主張しています。





スティーブ=ジョブズは早期に治療すれば完治可能の膵臓がんに
なったがマクロビオティックにこだわって必要な治療を受けなかった
ので死亡したのだというのである。





真実は今となっては不明なのでこの主張については何も言うこと
は出来ません。





マクロビオティックの主張することは理解できますし、賛成できる点
も多くあります。





しかしながら、肉や魚、卵、乳製品までをも食べないというのは
バランスの取れた食事という点から納得することは出来ません。





やはり健康のためにはバランスの取れた食生活は不可欠なので
このマクロビオティックの原則にこだわることなく、よいところは
吸収して、肉魚、卵、乳製品などもバランスよくとれば健康のた
めにも非常に有益だと思われます。