英語コーチ、英日翻訳者の門田直樹です。

 

共通テストについて面白い記事がありました。

 

 

 

 

記事に出ているSATは去年帰国生入試の生徒のために対策しましたが、19世紀の文章が出てきたりしてなかなか大変なテストでした。ガーン

 

 

日本の共通1次、センター試験、共通テストもアメリカのSATをモデルにしていると言われています。

 

 

私は将来的には国立大学は共通テストの比重を減らすのではないかと思っています。

 

 

今の共通テストでは大学入学後に必要な学力を持っているかどうかを上手く測れないと私は考えています。

 

 

受験生も共通テストと2次試験の両方の対策をするのは本当に大変です。

 

 

記事にも九大、広大志望の学生が共通テストの点数が取れないので、志望校を変えていると書かれていましたね。

 

 

東大、京大が共通テストを使わないと言えば、おそらく多くの国立大学も同様の動きを取るでしょう。

 

 

そうなれば共通テスト離れは一気に加速します。

 

 

結局大学入試でどんな学力を測りたいのかを明確にしないと今後も大学入試は今後もおかしな方向に進むのではないかと危惧しています。

 

 

実用性を大学入試に求めるとテストの方向性がおかしくなるのではないでしょうか?

 

 

私立大学は今後共通テストを使う大学はかなり減ると私は考えています。

 

 

現実的に考えて、関関同立、MARCH以下の大学を志望する学生には現在の共通テストは難しすぎます。

 

 

テストが難しすぎると学力差が点数にうまく反映されないんですよね。

 

いわゆる運ゲーになってしまう。

 

 

私自身は一般入試を経験して大学に入っているので、総合型入試、指定校推薦入試にはあまり肯定的なイメージを持っていません。

 

 

ただ記事にもありましたが、九大でもAO入試で入学した生徒の方が入学後の成績が良いようです。

 

 

以前早稲田大学前総長の鎌田薫氏とお話しした時にも、早稲田大学でも一般入試で入学した生徒より、AO入試(総合型入試)や指定校推薦で入学した生徒の方が成績が良いとおっしゃっていました。

 

 

今後一般入試の比率をさらに下げて推薦入試の比率を増やすそうです。

 

 

大学に入るまでに一生懸命勉強することは必要ですし、素晴らしいことです。

 

 

ただ大学入試のための勉強で燃え尽きてしまって、大学で学問をする気が起こらないというのでは困ります。

 

 

果たして今の大学入試のために一生懸命勉強することが良いことなのかと言うとなかなか難しい問題ですね。

 

 

私の娘も4月から高校に進学します。

 

 

志望校はまだはっきりとは決まっていませんが、大学入試に向けてどういう風に勉強していくかはよく考えないといけないなと思っています。

 

 

御意見、感想、大歓迎です。

 

 

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