英語コーチ、英日翻訳者の門田直樹です。
英語に暗記は必要かどうかについては人によって意見が分かれます。
私は英語(語学)を学ぶ際に暗記は避けて通れないと考えています。
日本語だって慣用句やことわざは言い回しが決まっていて、それを覚えるしかありません。
「猫に小判」が何で猫で、犬じゃないんだと言ったところで始まりませんよね。
母語の日本語でさえ、自分では覚えたと思ってなくても繰り返し使う過程で覚えているから使えるのです。
後「英語は暗記ではない」という人が何か他に効果的な学習法を提示しれくれるかというとそんなことはまずありません。
ただ否定して終わり。
多分暗記という言葉にネガティブなイメージを持っている人が「英語は暗記ではない」というのだろうなと個人的に思っています。
意識しなくてもスムーズに英語が出るというのも、結局は覚えていることを反復して練習したり使っているからスムーズに英語が出るというだけなのではないでしょうか?
言い方が違うというか意識の仕方が違うだけ。
語学はどんなに頭やセンスが良くても反復して練習しないと上達しません。
地頭とかセンスで何とかなるものではありません。
ちなみに私は今フランス語の学習でまいにちフランス語のディアローグを暗記するようにしています。
まずは基本的な単語、フレーズを覚えないことには始まりません。
耳当たりの良い言葉に振り回されることなく、地道な学習を継続しましょう。
御意見、感想、大歓迎です。
