食べ物はそのまま栄養にはなりません。


色んな微生物活動により分解されます。







リンゴの自然分解実験です。






自然乾燥の杉と漆喰の家で


室内は無塗装で白蟻駆除剤も未使用の無添加

六帖軒(むじょうけん)の環境では


発酵するのかはてなマーク腐敗するのかはてなマーク




家も人も全てが微生物との戦いと共存です。







半年経過で蟻がたかり断念しましたが、


予想通りアルコールの香りがして発酵となりました。



下戸にとっては匂いで酔いそうです。ショック!お酒あせる









会社の合板食器棚のリンゴは少し遅れて実験開始となりましたが


リンゴから出た汁のカビの量が違います。


左は表面に小さな微生物が沢山付いてます。




よってくる虫もぜんぜん違います。


自然素材の家のリンゴについてた虫は米にも付く虫ですね。












腐敗したリンゴには真ん丸い虫が沢山付いてました。




発酵と腐敗では全く違う虫が付くということですね。






切ってみると


右はサクサク


左はネトッ 


という感じでした。







香りも 


右はアルコール


左は薬臭い酢みたいな感じでした。




蟻が来なければ猛暑で一気に腐敗するだろう


という予測でした。




土間が無いので冷却作用までは六帖軒には無いと思うのです。




一晩外に置いてたら


またまた微生物の環境が違ってました。




六帖軒の残飯に小バエが来ないのはこのせいだったんですね。




昔の おばあちゃん達が食べ残しを冷蔵庫に入れないのも


このせいだったんですね。




更に天日干しをしてみました。






ご覧のとおり腐敗と発酵では形の残り方が違います。


腐敗しやすい新建材(左)の家が寒く感じるのはこのせいかもしれません。




よって、新建材には高気密高断熱が必要だと思うのです。




風は通さずとも空気は通る家


が良いと思います。


今の工具技術なら隙間風は心配ないと思います。




木を密封したら直ぐ腐りますよ。




だから夏をむねとすべし。


という建築が人にも家にも良いという結論が出るわけです。


寒さは知恵を使えばどうにかなるものです。




アンテークの良さは自然バランスが保つ美しさということにもなりますね。