長く苦しい戦い†卒業研究†が無事に終了し(完全な終了ではない模様)
やっと,プラモを作れるようになったS.F.KBiyです.
技科大の大学院への進学し,学生宿舎にも継続して入居できるようになったものの,部屋は変わるため引っ越しのために荷物を整理しなければいけなくなりました.その際に,現在所持している塗料の確認も兼ねて私が使用している塗料を紹介しようと思います.
そもそも塗料の保管について
模型に使用する一般的な塗料は基本的に直射日光と高温多湿を避けて保管するしなければいけないため,私は写真のように衣料ケースに塗料関係のものをまとめて保管しています.
ラッカー系
まず模型的に一般的なラッカー系から
GSIクレオスのMrカラーシリーズ
最も一般的と思われる塗料,価格は10ml(背が低いビン)で140円前後
GXシリーズは18ml(背が高いビン)で180円前後.色や店によっては価格が微妙に変わったりする.
同じくGSIクレオスのMrサーフェイサーシリーズ
色によっては500,1000,1500の粗さを選べるが私が使用するのは大体1500の黒,正直なところラッカー系塗料のサーフェイサーは極力使いたくないので今は使うことがあんまりない.(大体コトブキヤABS樹脂のせい)価格は400円くらいだっだけ?(うろ覚え)
同じくGSIクレオスのスーパーメタリックシリーズ
スーパーというだけあって普通のメタリックよりも粒子が細かく値段も高い,一度リニューアルされているため大体の色の名前に2がついている,リニューアル前はシリーズの全色が箱に入っていた.価格は300円くらい.リニューアル前から唯一変わってないメッキシルバーNEXTだけ価格が異なる.
同じくGSIクレオスのクリスタルカラーシリーズ
パール塗料のシリーズで,パール塗装の際は基本的にこのシリーズを使用します.なぜかサファイアブルーが二つあった.模型部の倉庫にはパール粉があったのでやろうと思えばただのクリアーをパールカラーにできる.価格は若干高い280円くらい.
同じくGSIクレオスのラスキウスシリーズ
フィギュア等の塗装に特化したシリーズで組み合わせによってさまざまな肌色表現ができるらしい.実は一度も使用してないので塗ったらどうなるかわかってない.派生のラスキウスアウラは髪の毛の表現に特化したシリーズ.価格は10mlが160円くらいで,18mlは210円くらい.
ガイアノアーツのラッカー系塗料
基本的にはFA:Gの色とクレオスで出されてない色を使用する.個人的にはクレオスのラッカー系塗料は甘い匂いで,ガイアノアーツのラッカー系塗料は明らかな有毒性を感じる匂いだと思う.どっちもラッカーである時点で有毒であることには変わらないので使用の際は換気をしっかりしましょう.
モデルカステンシリーズ
よくわかんないけど,乗り物系の再現の塗料っぽい.ビンがとても大きい(50ml)のため価格も1500円くらいする.このステルスグレーは結構かっこよかったので買ってよかったと思えた.
ラッカー系溶剤群
クレオスもガイアノアーツも溶剤の製造元の会社は同じなので溶剤はメーカが違っても大丈夫みたいな話をどっかで見た気がするが,うまく希釈できなかったりすると嫌なので一応使用塗料と希釈する溶剤のメーカーは統一している.ツールークリーナーも超強くなったラッカー溶剤みたいな認識なので一緒に.筆塗りだろうがエアブラシだろうが塗装をする以上はツールクリーナーは必須,しかし臭いはとても強いので使用の際は換気を忘れずに.アクリジョンを使用する場合はアクリジョン専用のツールクリーナーがある.エアブラシでアクリジョンを使用する場合に限っては最悪詰まる可能性があるので,このツールクリーナを使用してはいけない.(1敗)
アクリジョン
現在私がメインで使用している塗料.少ない匂い,大体の材料につく食いつきの良さ,それでいて基材(塗装のベース)を侵食しない,さらに塗膜に柔軟性がある上強いというメリットがいっぱいの素晴らしい塗料.デメリットとしては,色数がラッカーに比べて少ないこと,乾燥が早すぎて,エアブラシでの使用や一度に大量に使うのが難しいこと,専用ではないツールクリーナーを使用するとだまになって崩れるだけで,きれいに落ちないことがある.特に乾燥が早すぎるのが問題で,一般的には乾燥が早いと次の工程へ進むのが速くなる(ラッカーが一般的なのもこれが理由の一つだと思われる)のでいいことなのだが,アクリジョンの場合は塗料皿に出した瞬間から乾燥しだし,エアブラシで吹く場合は最悪,ハンドピース内部で乾燥して固まることもある.アクリジョンのエアブラシ用薄め液は乾燥を遅らせる効果もあるがそれでも一般的な15ccのハンドピースのカップの8割くらいまで希釈した塗料を入れると,大体途中で固まってきれいに吹けなくなる.そのため一度に大量に吹けず結果として塗装に時間がかかる.おそらくこれがアクリジョンがメジャーにならない原因だと実際使用していて思った.価格は180円くらい
アクリジョンベースカラー
アクリジョンのサーフェイサー.現在メインで使用しているサーフェイサー,塗膜は若干粗くなる.価格は270円くらい.
アクリジョン用溶剤群
エアブラシ用薄め液は使用前に振る必要があるので,使用する際は忘れないよう注意が必要.
専用薄め液は正直ほとんど使わないので,アクリジョンを使用する場合は筆塗り,エアブラシどちらでもエアブラシ用薄め液と専用ツールクリーナがあれば十分.匂いはアルコール消毒液のような匂いが少しする,しかし換気は必須なのでお忘れなく.
その他
エナメル系塗料
主に部分塗装やスミ入れで使用する.スミ入れは最初からそれように希釈されたのが存在するのでわざわざ希釈してスミ入れすることは少ない.主流となっているラッカーを侵食しにくいことから部分塗装や,スミ入れではみ出ても気にせず拭き取れるのが大体使用される理由.伸びがよく乾燥に時間がかかるので,スミ入れしてはみ出た部分をふき取る場合はしっかり乾燥するまで待とう.(2敗)ガソリンのような臭いがするのであんまり使用したくない.
スミ入れ用エナメル塗料
スミ入れ用にすでに希釈されているエナメル塗料.ブラックとグレーがあれば事足りる気がする.ブラウン使ったことあったけ?
ギルティングワックス
一応エナメル溶剤で希釈できるのでエナメル系?の塗料だと思われる.ウエスなどのいらない布や紙につけてぬりぬりする.カッパー,シルバー,ゴールドの3色があり,所持しているのはカッパーとゴールドだけだか,なぜかゴールドだけ他2色と比べて伸びが悪い.手軽にメタリックカラーにできる.一つ1500円だったけ?静岡ホビーショウではイベント価格で少し安かったので一般販売の値段はうろ覚え.
ウェザリングカラーシリーズ
ウェザリング(汚し)塗装の際につや消しトップコートの上からジャバジャバ筆で塗って,時間をおいてから専用の溶剤を染み込ませたキムワイプなどで雑くふき取ることで汚れた感じを表現できる.やってみるととても楽しい,ふき取る際に実際に使用されている状況などをイメージして方向などを工夫するとリアリティが増す気がする.臭いもほとんどしせず,他の塗料に侵食することも,されることもないので何系塗料なのかよくわからない.
タミヤウェザリングマスター
もともとはウェザリング用の汚れを表現するシリーズだったが,GとHはフィギュア用で実質ガールキットの化粧用パステルみたいな扱いになっている.自分の肌の手入れもまともに行わないのにプラモには化粧までするって...客観的にみるとおかしいのか?
アクリルガッシュ
要は絵の具,アイペイントのために買ったけどまだ一度も使用していない...以上.
アクリル塗料用溶剤
アクリル塗料を希釈するためではなく,エポキシパテを若干溶かすためだけに使用している.
筆など
筆塗り,エアブラシ塗装どちらにおいても,調色棒と筆は必須.あと筆を長く使いたいのであればブラシエイドも必須で,ブラシエイドには塗料を流す効果と毛をトリートメントする効果があるので毛が劣化しにくくなる.
写真で右側にちょっと写っていたのはメガミデバイスのエクソシストで,机の上に他に置き場がなかっため,大きさ比較もかねて置いてました,簡易的なキットレビューなども近いうちにやると思います,ではまた近いうちに~~~