前日とうってかわり、いいお天気になった昨日の午後、地元公立の幼稚園へお邪魔してきました。担当したのは年中のクラスで、ペアの方と読んだのは下記の2冊です。

 

『ライオンのすてきないえ』  西村敏雄

『てぶーくろ』  ガタローマン

 

先月も同じクラスに入ったのですが、前回の園児の反応を見て、より平易なお話『ライオンのすてきないえ』にしました。内容は、前回の『メロンパンツ』より易しめですが、所要時間は長めです。大工のさるが、ライオンの家を建てることになったのですが、ぶたの差し入れのバナナでお腹いっぱいになってしまい寝ている間に、ぶたや他の動物たちが・・・というお話です。ぶたの差し入れは、もちろん!? ぶたの策略です。

 

『てぶーくろ』は、ウクライナ民話『てぶくろ』のパロディです。園児は、昨年のクリスマス会で、私達読み聞かせグループの劇『てぶくろ』を見ているはずなんですが、劇を思い出してくれたかな? 読む前に「クリスマス会の劇を覚えてる?」と聞いても、答えが返ってこなかったのですが。迫力ある絵が面白い一冊です。最後は「めでたし めでたし」とはいきません、ちょっとひねってます。

 

 

予備に、中川ひろたか作のピーマン村シリーズの『ようこそうみへ』を持っていっていたのですが、同シリーズの『かえってきたカエル』を読んだ方がいました。前々から「6月に入ることになったら、これを読もう。」と思っていたそうです。『ようこそうみへ』は季節的に少し早かったですね。ところで、このピーマン村シリーズ、どれも幼稚園での読み聞かせにぴったりだと思います。

 

以上、簡単ですが、読んだ絵本の紹介でした。