我が家のくうちゃんが16日の午前3時頃にお空へ旅立ちました。

 

2018年の夏に職場の駐車場で推定生後4か月と思われるくうちゃん

 

を保護してから5年半くらい経つでしょうか…。

 

出会いは、職場の周りに居た野良猫が倉庫に子供を産んだ後に、カラス

 

から追いかけまわされて、移動を繰り返していたようなのですが、その

 

うちに空腹に耐えられず駐車場に出てきたのがくうちゃんでした。

 

親猫が呼んでいても戻らずに餌を探しているところに出くわし、手元に

 

来るようにいろいろ試してみるも、あとちょっとのところで逃げて車の

 

下に潜り込んでしまってました。

 

やはりご飯だということで、かりかり餌を買って来てからはもうべった

 

りでしたね!(^^)!

 

くうちゃんという名前は、職場に居る時に職場の女性が付けたものです。

 

 

最初は、検査とノミダニ駆除をして家に連れて帰るも、先住猫のチィち

 

ゃんが怒って全く受け入れず、仕方なくまた職場へ戻し餌を与えていま

 

したが、毎日出勤とともにお出迎えしてくれたり、退社時は駐車場まで

 

くっついてきて、寂しそうに見送りをしてくれる姿を見ていて、このま

 

まではいけないと、避妊手術とワクチン接種をして専用にケージを購入

 

し、半ば強引に家に迎え入れました。

 

 

最初はけんもほろろだったチィちゃんでしたが、くうちゃん用のケージ

 

に入ってるくうちゃんを見ているうちに、少しづつ興味を持っていき、

 

仲は悪いものの距離は縮まっていきました。

 

そして、少しづつ家族として慣れていった時に1年後のワクチン接種の

 

為病院へ、最近よく食べているのに少し瘦せてきているが、大丈夫か質

 

門してみると、もう一匹が大きくなってきてませんか、それであればも

 

う一匹がこの子の餌も食べてると思いますよ!との返事でした。

 

それからも様子を観察していたのですが、餌は普通に食べているのを確

 

認しそれでも少しづつ体重が減っていき、とりあえず1年後のワクチン

 

接種の時には肋骨が浮き出るくらいになっていました。

 

あんまりなので、ワクチン接種同時に詳しく検査してほしいというと、

 

言われた言葉が ”お予算はどれくらいですか?” でした。

 

あまりにもふざけた返答に半ば頭にきて、予算なんかどうでも良いから

 

詳しく調べてくれ!と返しました。

 

その結果、慢性腎不全の結果が出たのです。

 

”腎臓は良くなることはありません、悪化しないように維持していきましょ

 

う”と…。

 

それでも、まだ体重はそこまで少なくないと言い切る医者に呆れるばかり。

 

 

 

それからは、毎週点滴に通い毎日薬を飲ませる日々が亡くなるまで続き

 

ました。

 

これを呑ませてました。

 

 

ご飯もこれをメーカーから直接通販で買ってました。

 

 

この病院では、途中で点滴の担当医が変わり若い先生になったのだが、

 

この先生が点滴を打つと、くうちゃんが口から泡を吹き、その時の医者

 

がとても汚いものを見るように露骨に嫌な顔をしたのです。

 

その後もこの医者が担当すると必ず泡を吹き辛そうだったので、病院を

 

替えることにしました。

 

先住猫のチィちゃんの前飼い主さんがここで避妊手術とワクチン接種をし

 

ていたので、チィちゃんと同じ病院だからなのと、ほかの病院を知らな

 

かったので、自宅から1時間のこの病院に通ってました。

 

もっと早く、ほかの病院に連れて行ってたら、まだまだ一緒にいられた

 

のではと悔やんでも悔やみきれません…(◞‸◟)

 

 

病院を替えても、基本治療は同じでしたが、泡を吹くこともなく体重も

 

3kgまで増えていました。

 

しかし、昨年12月頃からまた体重が減り始め、点滴の回数を増やして

 

いくも体重減少は治まらず、最期までの2週間は殆どご飯が食べれず、

 

シリンジでご飯を食べさせるも、すぐに吐いてしまってました。

 

尿毒症の為か吐き気が止まらないようで、胃液ばかり吐いてる姿を見る

 

のがつらい日々でした。

 

それでも、亡くなる前日までは私の布団に入って来て、朝まで一緒に寝

 

てくれてました。

 

まさか翌日の夜に…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここからは、くうちゃんとの思い出の写真です。

 

 

 

まだ、保護前にご飯をあげ始めてすぐの頃の職場のくうちゃん

 

推定生後4か月くらい、瘦せ細ってます。

 

 

 

どうですか?この安心した様子。

 

それでも、職場で猫嫌いの人からは蹴とばされたりがあったみ

 

たいです、情けないことですが…。

 

 

 

うちに来てから、ちょっと態度が大きくなってヤンキー座りで、

 

タワーの一番上に鎮座してます。

 

 

 

この態度が、チィちゃんの癇に障ってたのでしょう(^^;)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どちらかというと男前!!

 

女の子ですけどね(^^)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひょっこり顔がお気に入りです。

 

 

アマゾンの段ボールは大好きでしたねぇ。

 

 

 

 

夏は、私のベッドでセクシーポーズ。

 

 

1時間かかる病院の駐車場で、時間があったので散歩しないかと

 

外に出してみたが、すぐに車の下へ入ろうとしたので、散歩断念。

 

毎週病院の待ち時間、このリュック型ケージに入った状態で背中に

 

背負って1時間程散歩してました。

 

くうちゃんにとっては迷惑だったかもね~(^^;)

 

 

 

 

 

二男に抱っこされて、逃げ出す機会を伺ってます。

 

 

 

 

私には安心して寄りかかってきてました。

 

 

 

 

妻の靴を確認中(^^;)

 

 

 

 

 

 

ちいちゃんと一緒にお昼寝中、上がくうちゃん。

 

この配置が、チィちゃんには不満で仕方なかったです。

 

 

 

冬はコタツに入ってることが多かったですが、暑くなると出て

 

きて、この状態。

 

 

 

 

さらにお腹を冷やしてます。

 

 

 

この足がかわいくて…、親バカです。

 

 

 

 

そして昨日、必死に名前を呼びましたが…(/_;)

 

 

 

 

私の膝の上で今までの事を語りかけながら温めてます…。

 

涙が止まりませんでした。

 

今もですが…

 

 

せめて、大好きだった段ボール箱をお花でいっぱいにして送

 

り出そうと、妻と一緒にお花を飾りました。

 

 

 

 

 

縁あって預かった命、少しでも長く生きてほしかった…。

 

くうちゃん、力不足でごめんね。

 

そして、短い間だったけれど家族でいてくれてありがとう。