入院してから、生きた心地が全くしない日々。


次男君、手術の説明を受けて夜、「手術怖いんやて」と
小さな声で涙流していた。

「大丈夫だよ。眠っているうちに終わるからね。
お父さんもお母さんもお兄ちゃんもいるから安心して」

次男君「わかった。」

どうして、この子がなの?

変わってあげたい、出来ない。

どこにいても涙が出てしまい、こらえてもこらえても
涙涙。

手術の説明で、水頭症をおこしていること、腫瘍は
播種している部分、脊髄に転移している部分は
取りきれないことなど。


手術に関しての説明で危険性などのサイン。

高いリスクを背負ってでもサインしなきゃ
生きられない。

最低限の夢生きることを叶えるためのサイン。

どうか生きて帰ってきてほしい。

祈ることしか出来なかった。