12日のテレビの収録で、子供さんが主役の収録撮影がありました。
その時、主役となるお子さん(米田 令君)のお父さんとお話しし、子供の教育の考え方にとても感銘を受け、同感したので今回こんな記事を書くことにしました。
みなさんも感じているでしょうが、日本の現代社会の流れは速すぎて、あれよあれよと新しい物が出てきてはそれらは簡単に手に入ってしまいます。欲しい物がすぐそばにあり、意図も簡単に手に入る。そんなご時世です。
そんな時代だからこそ、大切なことを忘れず、流されることなく、子供を教育することがとても重要だと私自身感じています。
当然、親の正しい判断、考えがあっての話ですが…
そんな中で、子供への教育として、自然から学ぶことは、大人になっていく人間形成の過程にとても必要不可欠なことを沢山学べると思っています。
私が小さい時、親父との山登り、昆虫採取、海に海水浴や釣りにと…その時の事が今でも自分の良い思い出や経験として残っています。
山登りでは夏山、雪の積もった冬山でも、山道を登る道中、すれ違う登山者同士が挨拶をしたり、眼下に見える雄大な町並みや景色、山々や草花等を見て美しいと感動したり。そして頑張って目標の頂上に到達した時の達成感。
登山に行くだけでも自然を通じて色々な事を感じ、学べます。
勿論、海でも色々な場面で沢山のことを学ぶことが出来ます。
その一つに命の大切さ、自然の中で我々人間はちっぽけな存在です。
震災等からでも学べるように自然の力の驚異も知らされます。
大海原、自然の中での厳しさは勿論のことですが、人間は水の中では生きていけません。そこは生と死の世界。
私は、ジェットスキーからプレジャーボート、遊びから今の仕事でも海という自然の中で、感動や美しさ、食への感謝、厳しさや優しさ、自然の力の怖さも教わりました。
自然の中で釣りを通じてでも沢山のことを学べます。
まず、アウトドアスポーツで狩猟を目的としたスポーツは、釣りだけではないでしょうか。
釣りに行く準備段階から、実際釣りをして釣るためにどうしたら釣れるのか等、自分で考えたり、試行錯誤し、実行する事で計画性から自立心も芽生え、釣れない時には我慢し、最後まであきらめないで続ける忍耐力も養えます。
自分で考え、我慢し、頑張って釣れた時はとても嬉しいものです。
スポーツ、仕事…。何でもそうですが、頑張ったり我慢した後の楽しみは、数倍楽しく感じるものです。
また、そうやって釣り上げた美味しいお魚を家族や近所の人に食べさせてあげようとする思いやりや奉仕の精神。(釣れ過ぎた時には、本来食べる分だけを持って帰ればいいのでしょうが…)
釣った魚を食べることにより、命の大切さと、食に関する感謝の気持ちも教われます。
あらゆる場面で子供にとって生きていくための必要な幅広い考え、心が宿るのではないでしょうか。
勿論、自然の摂理を人生にどのように生かして行くのかは、子供達にどう経験させたり、考えさせたり、感じてもらえるように、大人、親として 『 何をどう教えなければならないのか 』 等のアプローチも必要でしょうが。
自然からは、大人も子供も色々な事に気づかされ学ぶことが沢山あります。
だから自然に対する畏敬の念と謙虚さを持ち敬意を払わないといけません。
自然には優しさも厳しさもあります。
その優しさと厳しさには、父性と母性の両方を持ち合せているのではないでしょうか。
この氾濫した社会情勢の中で、子育てをして行くことは、親としても大変な事だと思います。
親までもが、今の社会に流され、本当に大切な事を忘れているのではないでしょうか。
当たり前が当たり前じゃない時代です。
家の中で子供の頃からゲームばかりしていては、生きる術は養えないでしょう。
そんな現代の生活の中で、多くの人が自然に関心を持たなくなり、自然から学ぶことの大切さを忘れているよう様な気がします。
われわれ人間は自然と共存して生きています。
自然から人間は、生きる厳しさや優しさ、美しさ、感動、感性、感受性…等、学校の教科書からは学べない、生きるために必要な事を幅広く教われるのです。
特に子供の教育等で悩んでいるのなら、自然の中で学ばせる機会を持てば良いのではないでしょうか。
自然の中で育つ子はたくましくなって生きます。
これも自然の力なのでしょう。
やっぱり自然は、偉大です。
えらい長文になり、すいませんでした・・・
※なお、今回このブログ記事をお読みになって、教育の趣旨で、お子様とご乗船の方につきましては、お子様を半額とさせていただきます。
ご予約の際、『自然から学ぶことのブログ記事を読みました!』と、お伝えください。