イオンシネマワンダー シネマ1 スコープサイズ 130分 1,000円(障害者割引)

ネタバレ・・・あるかな(^-^;?
ご注意ください!!!



待ってた!ガリレオ「沈黙のパレード」。
題名や主題歌のイメージからは「オリエント急行」的な感じを想像していたのだが、全然(でもないか?)違った。

犯人当ては・・・大失敗。
「視点を変える」事で、思い込みを払拭しなければ。
ただ、「あの」表情で「それ」を感じるのにはちょっと無理があったような気がしないでもない(^-^;。

結果的に最初の被害者の「事実」は分からず、今回の中心人物の人物像は定まらない。
本当に悪人なのか?結果としては完全なる悪、ではある。
だが、警察という権力に貶められた末に作られたモンスターではないのか?
被害者関係者を、冤罪に苦しむ人を警察は守ってくれるのか?
自分たちで沈黙をもって自己防衛する事しかできないのではないか?
誰もが苦しんでいるように見え、様々な問題が提起されている作品でもある。

「容疑者X」の時のような愕然とするトリックではなく、何重にも絡み合った複雑な人間関係のパズル。
物理学者としての証明は殺害方法に関してのみであり、観察力による推理要素が強かった。
自分を責める草薙を思いやる奇人ではない人間的な湯川がいた。
パレードを普通に楽しんでいる様子が・・・これまでと少し違う?と感じた。

パンフレット購入(880円)