こんにちは、ふじおです。
昨日は有給休暇をとって映画を観てきました
先月まで忙しくて週休1日だったので、一段落ついて、休みをとりました。
昨日はシネマ・クレールで2本観たのですが、その内の「ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ」をご紹介します。
ホセ・ムヒカはウルグアイの元大統領で、現在上院議員を勤めています。
ムヒカ元大統領は2012年の国連の持続可能な開発会議でのスピーチで一躍有名になり、日本でも『世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ』(汐文社)という絵本で紹介されベストセラーになりました。
ムヒカが来日した際、東京外語大学で学生に向け講演しました。
その中で学生に向け言います。
「人生で一番大切なことは歩むことだ。転んでも立ち上がり、再び歩むんだ」と言います。
つまり歩み続けること--行動し続けることが大切だと訴えます。
そして「自分で考える」ことが重要だとも。
自分で考え、口で言うだけでなく、実際行動する--陽明学でいう「知行合一」です。
実はムヒカは、大統領になる前は、当時軍事政権だった政府に対して反政府ゲリラとして活動していて、13年近く収監されていました。
その収監中にたくさんの本を読み、いろいろと考えを巡らしたと言います。
その読書体験を通して、どんな困難に対してもブレない信念が持てるになったようです。
私も一昔前職場の人間関係で困っていた時に日本(例えば『徒然草』)や中国の古典(故事成語など)を読んで、自分を見失うことなく乗り切ることができました。
人間悩むことは、今も昔も変わらないんですね。
皆さんもいろんな本を読んだり映画を観たりして、いろいろと思索を巡らせてみてはどうでしょうか