代表のあやっちです。
もうすっかり秋めいてきてきて、夏休みの事なんて忘れてしまいそうですが・・・
8月に私たちの子ども食堂は、昭和区内にある吹上小学校で開催してきました。
そのレターが出来上がったので、せっかくなのでUPしよ!っと
夏休み中3回!
校長先生・教頭先生が許可して下さいました。
名古屋市の小学校では初の企画だと思います。
実は最初は別の小学校で交渉をしたのですが、2件とも「いや~難しいね」とのこと。
広がってきた子ども食堂ですが、学校で開催した時に問題が起こったら大変と。そして「教員の働き方改革」もあり、お断りされました。
でも吹上小学校は「地域開放なんだね」と快く話を聞いてくださり、そしてOKが頂けました。
『子どもが町をつなぐ』にピッタリの場所で、夏休みに3回もできたことに本当に感謝でした
夏休みは私を初め、子をもつお母さん達みんな、昼食に悩みます。そしておひとり暮らしなどのお年寄りも一緒だと思います。
いつもいつも「うどん、そうめん、ラーメン、そば・・・」と麺麺麺が続く夏。そしてキッチンにも立ちたくない
そんなお昼ごはんを助けましょ!とやってみた子ども食堂。沢山の人でにぎわい、毎回楽しい会となりました。
ちょっと背の低めの調理台。子どもたちが頑張って作ってくれるのにはぴったりでした。
ご興味のある先生が一緒に作ってくださったことや、自分達が作ったものを、校長先生や教頭先生などに食べていただけるのは、子ども達にはサプライズでした。
「うちの孫~」と取り合いになるほど可愛いいあかちゃん。
若者とお年寄りの、お互いの良いところを合わせた即興演奏会。素晴らしい演奏でした。
地域の赤ちゃん~お年寄りまで参加して、食べる楽しさだけでなく沢山の交流もありました。
こうやって「ああ、町をつなぐことなんだね」っと実感します。
そして一番心配した熱中症と食中毒。
ボランティアメンバーにもびっくりされた、エアコンなしの会場を冷やしたのは、
近くの障がい者就労施設からお借りした、大型扇風機の使用と、
近くの児童養護施設からお借りした「かき氷マシーン」のおかげでした。
何杯でもお替りして、冷をとりました。
いったい彼は何種類の蜜をかけたのかな?
食材からスタッフまで、沢山のご協力を頂いて無事3回が終了しました。
私はこの2回目の豚丼の時が一番おかわりをしました!
美味しかったです
家庭科室+体育館の利用は、斬新だったかもしれませんが、子ども達がごはんの後に遊ぶには、もってこいの場所でした。大人も子供を見守りながらで安心でした。
全国バージョンの子ども食堂案内の冊子に載るとのことで、東京から取材も入りました。
またスクールカウンセラーや社協の方もご見学にみえるなど、行政から子ども食堂への期待は、色々発展しそうです。
何にせよ、子どものみならず色々な方の居場所になれる。無事事故無く終われたことに、皆さまに感謝感謝です。
ありがとうございました。
小学校で開催できるという事は、とても意味があると思います。
学校という地域の拠点を利用できるという事は、学校は基より、地域の理解も必要です。
どんな人も利用ができる、その垣根の低さを保てれるのは、教育ベースの場所と思います。
ご協力してくださった小学校は、地域理解に対して深いご理解があったのだと感じました。
私たちは「食を通じて子どもが町をつくる」をコンセプトに、学区巡りをしています。
独りで食べるより、みんなで食べよ。
まちにこんな人がいるんだね。
今どきの子どもは、お年寄りは、若者は、近所の人は・・・こんな人がいたんだね。
こういった場でお互いを知り、必要な資源を交換したりシェアをする。
お金のやり取りでできない価値観を共有できることが、子ども食堂のいいところであり、昨今の子ども食堂の発展と関連していると思います。
多様な子ども食堂の形態がありますが、私の願う子どもの成長の在り方は、この会のコンセプトを地道に続けることに尽きると考えています。
明後日も9月の子ども食堂開催です。
今度は御器所学区、御器所コミュニティセンターです。
またひとつ、みんなで作れる価値が生まれることにワクワクしています