狡さ、愚かさ、卑怯さ、嫉妬深さ...etc.
自分の内側にある醜さには
つい目を背けたくなるものです。
だけれど歌をうたいたいのなら、
そこを見つめていた方がいい。
歌う感性が、
見つめた先にある美しさへと導いてくれます。
それから、本当に目を背けたいのは
もしかしたら醜さではなく、
自分の本質的な美しさかもしれません。
何にせよ、
傷みの向こうに美しさはあります。
恐れないでなんて言わない。
怖いものは怖くていい。
ただ、どんな傷みも抱きしめて融かす力が
あなたにはあるんです。
もうひとりで全部
抱えていなくていい。
そんな重たいもの
抱えられなくていい。
あなたは充分すぎるほど
頑張ってきました。
ちゃんと泣いてください。
泣いて、泣いて
痛いものを痛いと感じます。
それはとても勇気がいることですから
時間をかけてゆっくりでいい。
すこしづつ感じていけたらいい。
そうしてその先にある幸せに
手を伸ばすんです。
あなたは幸せになるために生まれてきた。
必ず幸せになるんです。
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