東京都大田区のアパートで住民登録上は「104歳」の三石菊江さんとみられる白骨遺体が見つかった問題で、三石さんの長男(64)が、病気で衰弱した三石さんが死亡するまでの様子を手帳に書き残していたことが、捜査関係者への取材でわかったとの事。

捜査関係者によると、三石さんは2001年当時、文京区の自宅でリウマチのため寝たきりの状態で、
長男が1人で介護をしていたという。
長男は小さな手帳に母親の病状や食事の量などを記録しており、同年6月以降には、
体調が悪化していく様子が記されていたそうだ。
6月10日には「呼びかけにはこたえる」と書かれていたが、翌11日には「意識がない」と記され、
12日に長男が外出先から戻ると、三石さんは布団で死んでいたそうだ。

長男は当時、無職で収入がなく、同署に対し「病院に行こうと言ったが、(三石さんに)断られた。
金がなかったので、遠慮したのだと思う」と話しているという。
長男は死亡届を出さなかった理由についても「葬式代がなかった」と話しているそうだ。

同署では、骨のDNA鑑定などで身元の特定を進めているが、
背景には、三石さんと長男の生活困窮があったとみているとの事。

最近急浮上した、消えた100歳以上のお年寄りとその年金の問題だ。

      http://blogs.yahoo.co.jp/tumujikazefuxu/16932208.html

今は100歳以上を調査しているらしいが、80歳以上を調査すればもっともっと数が増えるだろう。

で、今回のこのケースは少々お気の毒な気もするが、何か知恵は無かったのだろうか?

9年前にこの母親は息を引き取ったそうだが、当時この長男は逆算すると55歳。
55歳と言えば働き盛りであろうが、リウマチで寝たきりの病人を抱え一人で介護をしていたのなら、
きちんとした勤めは無理だっただろうと思う。

リウマチって確か難病指定されていると思うので、年齢も合わせて考えると、
身障者認定も介護認定も両方受けられると思う。
だとすれば、医療費も優遇されるはずだし、ホームヘルパーを使ったりしてやって行けば、
病院に行くのを遠慮しなくても良かったのではないのだろうか?

母親の病状や食事の量を記録に残していると云う事から、
この長男なりに母親の世話をしたのだと思ってあげたいが、如何せん知恵が無い。
尤もお役所と云うところは、元来こちらから申告しないといけないところなので、
普通の人間はどうすれば良いのかすら分からないから仕方が無いと思うけれど…
私だって正直よく分からないから、人様の事を偉そうに言える立場ではないのだが…(^^;

家族に病人を抱えると、病人が一番辛いのは勿論の事だが、それを支える家族も大変。
病人より家族が先にダウンするケースも聞く。
追い詰められ次の一手が打てなかったのだとすれば、お気の毒な話しとは思うけれど…

はてさて、今回はどうなのだろう?


毎日、暑い。
せめて夕立でも降ってくれると助かるのだが…

洗濯物を取り入れた後、遠くでゴロゴロと雷の音。
おお~良い塩梅だ~♪
と、待っていたのだが、直ぐ聞こえなくなっちゃった。

雨が降り続けば早く太陽が見たいと言い、お天気続きだと雨を望む。
暑いと文句言い、寒いと春を待ち望む。
実に人間とは我侭な生き物よ。
無事生きているだけでも感謝なのに…(^^;
って、私のことね(大汗)