「自分で巻き爪を治す」という検索をすると驚くほどの量の情報が出てきます。
しかし、どのサイトを見ても決定的に違和感があるのが、、、
「巻き爪」と「陥入爪」が全く区別されていないという印象を受けます。
医師の中でも、フットケアに携わっている方々の中でも???となる方も多いと思います。
この二つをしっかり説明・教育しているサイトや資料も極端に少ないかもしれません。
しかし、この二つを区別して、理解していないと適切な治療に進むことはなかなか困難です。
「巻き爪」・・・巻いている爪のこと
「陥入爪」・・・爪が皮膚に食い込んで痛みが出ている状態
これでも大雑把な説明であり、異論が出てくるかもしれませんが、すべて説明したら丸一日かかってしまいますのでこれで進みます^^
「深爪をすると巻き爪になる」というのは違和感があります。
爪を深く切ったからといって、正面から見た爪の弯曲率が上がるとは思えないのです。。。
上記の二つを分けて考えると「巻き爪の人は爪が切りにくい為に深爪をしてしまいやすく、その結果爪が陥入する」というのが正しい話になります。
ややこしいですね。サイトや本では全てひっくるめて「巻き爪」と書かざるを得ないのはわかります。
でも、この二つを意識すると、爪は・・・
①爪は平らで食い込んでいない人(健康な爪)
②爪は平らなのに食い込んでしまっている人(陥入爪)
主な原因:深爪、深爪習慣の人が踏み込むスポーツやってて痛くなる。
③爪が巻いているけど痛くもなんともない人(巻き爪)
主な原因:足の指の底面からの荷重不足。外反母趾、浮指。
よくある巻き爪の原因が遺伝というのは足の変形の遺伝であると考えている。
④爪が巻いていて皮膚に食い込んで痛い人(巻き爪かつ陥入爪)
原因:③の人が何かしらの拍子に皮膚に傷がついてしまった。
巻き爪は兎に角伸ばしましょうと言われ続けて変な力がかかって
皮膚に陥入することもある。
上記のように大きく4分類できます。
これに爪の幅が親指に対して広すぎるオーバーサイズネイルの人を考えると
8分類できます。
①は治療が必要ないとして、置いておいたとして、その他6種類の爪変形に対してはそれぞれの適切なやり方があります。
しかしながら外科系の病院にかかれば手術を勧められ、皮膚科やサロンにかかれば矯正を勧められるという世の中の傾向は明らかです。
そして、今回の自分で巻き爪を治すという中に溢れる情報。
非常によく調べてあります。メリットデメリットも的確なものも多いですが、まだ自分から見たら異論が多いところもあります。
試してみる価値はあると書かれているグッズも多いです。。。
もちろん試して楽になればそれが最高です。。。
病院に行く時間がないほど皆さんが忙しすぎる毎日なのもわかります。。。
手術する必要がないのに手術を受ける方、早めに手術しなければならないのに数か月矯正を繰り返してまた膿んでしまっている方。
爪の悩みが多い方は是非、一度機会を作って当院に来てください。
原因検索、治療、予防、自分でのベストなやり方等々アドバイスさせていただければ幸いです。