たぶん昨日あたりから配信の始まった『アメリカン・ナイトメア』の感想を書いていきたいと思います。

 

【2015年。カルフォルニア在住のカップル、アーロン・クインとデニース・ハスキンズは自宅にいるところを襲われる。

その晩、デニースだけが誘拐されたことで、アーロンに嫌疑がかかる】

 

実際にあった誘拐事件の顛末を描いたドキュメンタリー。

 

警察は完全に狂言だと思って捜査し、テレビは警察の発表をセンセーショナルに報道する。ゆえに被害者のデニースとアーロンが誹謗中傷にあう。

 

ちゃんと調べれば犯人が残した証拠とかいっぱい残ってるはずなんだろうけどね。

警察が狂言だって決めつけて捜査してるから、見落としなんかがたくさんあったんだろな。

 

日本の警察も、決めつけて捜査をすることがあるけど、やっぱり捜査機関にはしっかりして欲しいですね。

 

この事件は、たまたま別件で逮捕された犯人の自宅を捜査した時に、偶然に見付けた証拠を、偶然調べたらデニースの髪の毛だったっていうホントに偶然解決できただけです。

 

正直このドキュメンタリーはまったく面白くないです。警察の無能っぷりを堪能できるくらいかな。

被害者を犯人に決めつけて、テレビで誹謗中傷しまくって、偶然証拠が見付かって、偶然誘拐犯が見付かった。それだけ。

 

ネットフリックスのドキュメンタリーは質が良いものが多い中、これは正直いまいちな出来でした。

もっと詳細に取材して映像にも凝った方が良かったんじゃないかな。

 

☆☆★★★  星2