浮気男は妻と不貞、僕への嫌がらせ、ストーカ行為、誹謗中傷の全てを否定してきた。


さらに、僕に無理やり念書を書かされたこと、念書を書いている自分に執拗に暴力をふるったこと、

僕が浮気男の前職に嫌がらせの電話をして、それが理由で会社を辞めざるをえなくなったこと、、、

嘘八百を並べるという訴訟作戦に出たのは、前回、書いたとおりだ。


原告(僕)は自分の主張を全て証明する義務があるらしく、それができない場合は訴訟を維持する

ことはできないらしい。僕が持っている証拠は全てが不十分だった。念書も浮気男の不貞行為が

明確に書いていない、、、、妻と浮気男がよりそう写真は全て燃やしてしまった、、、、浮気男からの

メールは全てが非通知ショートメールなので、送信元の番号を識別することができない、、、、、

妻の父が録音してくれた、浮気男との話し合い時にボイスレコーダーは聞いたことがないし、何が

どこかで録音されているかもわからない。

全ての証拠が中途半端だった。。。。


証拠の不十分さは美人弁護士も指摘していたが、彼女としては不十分だけど、立証できますよと

言ってくれていた。妻を法廷に証人として引きづり出せば、まず勝てると言っていたが、それは僕も

美人弁護士ものぞんでいなかった。


『僕さん、奥様を法廷に出せばすぐに終わりますよ。でも、それは僕さんのお気持ちを考えたら勧め

られないなぁ。だって、僕さんは奥様との将来を悩んでるだもん。その気持ちが少しでもあるなら、

しんどいけど、今ある証拠だけで闘うしかないですよ。もちろん、その選択によって完全勝訴の可能性

は下がるけど。僕さんの人生で何がHappyなのかを一番に考えたいと思ってます。』美人弁護士はいつも

のように優しく、そして力強く言ってくれた。


僕としても美人弁護士の方針に賛成だった。妻との関係は中途半端な状態だし、再度、僕、妻、浮気男が

同じ場で顔を合わせるのは耐えられるはずがない。


『法廷で僕さんのことを守れるのは私だけだと思ってます。できる限りのことは全てやるし、僕さんが人生を

前に進めると思ったことは、どんどん口にしますね。引き続きよろしくお願いしますね。』


証拠がない中での、心強い言葉だった。


気付けば、美人弁護士にお願いするようになってから、ストレスが軽減したように思う。