メキシコ時間の11月17日に

大統領の声明で

キンタナロー州(トゥルム、カンクン、プラヤデルカルメンなどのカリブ海に面した観光地が多い州)に

Guardia Nacional(グアルディア・ナシオナル)と呼ばれる

国家警備隊を、さらに多く配置するという発表がありました。

 

 
観光シーズンに向け、
治安悪化が噂される観光地の警備を強化していこうというのが
目的です。
 
そもそも、
メキシコには警察があります。Policía(ポリシア)です。
その警察にも色々あって
まずは、Policía Federal(メキシコ連邦警察)。
これは本部が首都のメキシコシティにあります。
それ以外にPolicía Estatal (各州にある警察)
そしてPolicía Municipal (各市にある警察)
となります。
(トゥルムでめちゃくちゃ評判が悪いのは、市の警察です。
マフィアとつるんでる噂もあるし・・・)
 
で、警察組織以外に、
軍隊から人員をさいて作られたのが
Guardia Nacional(グアルディア・ナシオナル 国家警備隊)です。
 
これは現在のメキシコ大統領アンドレ・マヌエル・ロペス・オブラドール(通称AMLO 読み方はアムロ)が、
2019年5月に治安維持強化を目的に発足させた、新しい組織で
警察とは別の管轄なんですね。

 

カリブ海沿岸地域は、

先日の、トゥルムで2名の外国人観光客が

麻薬密売組織の銃撃戦に巻き込まれて亡くなられた事件や、

プエルトモレーロスのハイアットホテルで起きた銃撃事件

などが世界中に報道されてしまい、

治安が悪化しているイメージが広がってしまいました。

 

トゥルムで被害に遭った女性の一人が

ドイツからの観光客だったため、

ドイツ政府が、トゥルムに滞在しているドイツ人観光客に

警告を出したことも、大きくニュースになりました。

 

なので、このような悪いイメージを払拭するために

大規模な国家警備隊の投入が、

決定したのではないかと思います。

 

ただ・・・

国家警備隊に関しては、つい最近、酷い報道があったばかり・・・

 

実は、現役の国家警備隊員が、

コスメル島で起きた、恐喝&誘拐事件に

関わっていたというのです。。。。泣

 

こちらがその記事です

 

 

なんと、コスメル島の住人が

誘拐され、金を出せと脅され、

拒否したら、瀕死に近い暴力を振るわれた上で

置き去りにされたそうです。

 

犯人たちは、その人が死んだと思ったのかもしれませんが

幸い、命はあって

発見者によって、病院に運ばれました。

結果的に、犯人が捕まったのですが

その共犯たちが

現役の国家警備隊員5名と、

退役した2名だったというのです・・・(泣)

 

犯人側に回る可能性がある

国家警備隊を増やして、

一体何になるというのでしょう・・・泣

 

私が住んでいる地域も

見せしめの首とバラバラ死体が放置されていた事件以降

かなりの頻度で、

市の警察がパトロールにやってきますが

警察の腐敗もすごいので

正直、

守ってもらっているのか

強盗の下見されているのが

わかりません・・・笑

 

警察が見回ってくれているから安心って思える

日本は、本当に有難いですね・・・笑

 

自分の身は、自分で守るしかありませんから、

地元の人たちと協力しつつ、

しっかり警戒しようと思います。

 

 

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この間スーパーマーケットに行ったら

生姜甘酢?という商品がありました。

ガリを作るんですかね〜?

日本の「ヤマト醤油味噌」さんというメーカーのでした!