[ご紹介]正しさじゃなくて、愛。(ひかり。の日記より) | 輝(ライフ)…ペットと一緒にしあわせレッスン

輝(ライフ)…ペットと一緒にしあわせレッスン

「輝」(ライフ)とは光であり生命そのもの。人とペットのしあわせな世界を実現するべく活動しています。

セミナーの感想を読まれている方にはすでにご存知の内容かもしれませんが、
このことについて改めて書こうと思いました。

これはヒーリングを行おうと思う人にはもちろん、
そうでない人にとっても大切なことだと思うからです。

何かに悩んで落ち込んでいる人がいたとき、あなたならどうしますか?

きっとまずはじめに、その人から話を聞くことと思います。

それから先どのようにするかが人によって変わるでしょう。

あなただったらどうしますか?

もしかしたらその人は誤ったことをしていたかもしれない。

もしかしたらあなたはその人よりもいい考えを持っているかもしれない。

でも、その人の気持ちを十分に理解して協調することが一番大切なんです。

その人はなぜあなたの前で嘆いているのでしょう?

それはあなたに気持ちを受けとめてもらいたいからなんです。

正論を振りかざされるより、名案をとくとくと話されるより、
あなたに自分の気持ちをわかってもらいたいだけなのです。

癒しってそんなもんだと思います。

その人の辛さを、悲しさを十分に感じて、「大変だったね。」って、
そのひとことでどれだけ辛さや悲しさが癒されることでしょう?

それもせずに
「私はああ思う、こう思う、ああしたほうがいい、こうしたほうがいい」
といったところで、いくら正論でも名案でもその人の中には入っていきません。

「やはり私の気持ちなんてわかってもらえないんだ…。」と、
逆効果になってしまいかねません。

気持ちは出せたら癒されるのです。

だから受けとめることが一番大切なのです。

ヒーリングに携わっていると、必ず人の悩み事を聞くことになります。

中には誰にもいえないようなことを話される場合もあるでしょう。

過ちを犯した話も出るかもしれません。

でも私はそのような場合、「それは違う。」などと意見はいいません。

ただただその人の気持ちを受けとめること、
その人に気持ちを全部出してもらうことのみに徹します。

そうすればたまっている気持ちを吐き出せるから、ラクになれるのです。

でなければ「捨てるワーク」みたいなことはできません。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=811073903&owner_id=643717

たまっていたものを出せれば気持ちに余裕ができますから、
悩んでいる人もあなたの話に耳を傾けることができるようになるでしょう。

私はどちらかというと、意見はいいません。

その人がたまっているものを出してしまえば、
自然と自分で解決の道を見出せるようになるからです。

自分で解決の道を見出すことが、一番よいプロセスだと思うのです。

これは、ヒーリングなんて言葉を知らなかった教員時代から同じでした。

例えば大問題を起こして謹慎になってしまった生徒がいた場合、
たいていの教員は怒ります。

生活指導部の教員が謹慎の生徒を個室に数日間閉じ込めて、
課題を出して、反省文を書かせて、
「もうしません、すみませんでした。」
というまで教室には帰しません。

つかまった生徒はいわれたように課題をこなし、
反省文を書いて謹慎明けを校長室でいいわたされます。

それでその生徒が二度と同じようなことをしなくなると思いますか?

親が同じような行動をしているような家庭に育った子には、
そんな指導は見せかけだけでまったく効果がありません。

私は生活指導部にいることが多かったので、
よくそのような謹慎になる生徒と話す機会がありました。

そんなとき、私はあえて他の教員がいなさそうな時間に
謹慎中の生徒のところに行きました。

そしてぶっちゃけホンネで話せる時間を作りました。

その子がどんなワルをしてきたのか、何が悩みなのか
いいことも悪いことも全部話してもらいました。

私は何も批判しません。

そうすれば心を開いて親にも担任にも話せないようなことを
話してくれるようになるのです。

気持ちが一方通行じゃなくこちらの話も聞けるようになったとき、
ようやっと私のほうからも話しはじめます。

カッコつけたがるワルの子には、
つかまって謹慎受けるなんてカッコワルイよというと
結構応えるようです。

制服を着て通報を受けるようなことをすることが
どれだけ同じ学校に通うマジメな子達に迷惑をかけているか話すと、
そこで申し訳ないという気持ちが出てくる子も結構います。

「正論じゃなくてオレのこと心配してくれてるんだ」
と感じてくれたら、教員に対して猜疑心だらけの子も
心を開いて話を聞いて、変わっていきます。

一方的に話すのではなくてちょっと違った視点から見える話をすれば、
あとは自分で考えて答えを引き出します。

自分から出した答えはゆるぎないものになります。

大人も、子どもも、その点は同じです。

相手が自分のプロセスをきちんと歩めるように手助けすることが
大切なことなんだと思います。


赤ちゃんの手


(2008年05月29日の日記より)



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