イタリア共和国

 

南ヨーロッパに位置し、

北はスイスとオーストリア、

西はフランス、

東はスロべキアと国境が隣接。

南は地中海に面しています。

 

首都はローマ。

 

そしてイタリアは、国土内に

バチカン市国とサンマリノ共和国が独立して存在しています。

 

今回の万博では、イタリア、バチカンと共同の国名が
大屋根リングの柱に掲げてありました。

 

 

私のイタリアのイメージは、

長ぐつのような形をしている国土、

そして、オペラ、

絵画など、芸術の国。


 

さて、開幕当初から、入館待ちの列が出来ていたイタリア館、

最初は30分~60分くらいでしたが、
もう少し、混雑が減ってから入ろうと、時期を見ていました。

ですが、日を追うごとに、待ち時間が長くなり、最高6時間待ちも。

 

 

どのタイミングで入るか検討していたら、いつの間にか9月。

覚悟を決めて
朝9時西ゲート入場の日、並びました。

 

下記、お昼頃のイタリア館に並ぶ人の列です。

 

 

9月の初旬、西ゲート9時予約、
入場後、早歩きで、イタリア館を目指しました。

それでも、長蛇の列。

 

 

約3時間半並び、念願のイタリア館へ。

いよいよ、赤い重厚なカーテンの向こうに足を踏み入れます。

ワクワクです。

 

 

最初のエリア。

大きな広場で、

中央に展示されているファルネーゼのアトラス像が、

ひと際目を引きました。

周りにも、大変有名な価値ある展示が成されていました。

 

 

大きなスクリーンには

イタリアの観光地や、風土の紹介。

 

 

こちらのスク―リンには、イタリアの偉人たちの紹介。

 

 

 

2026年、ミラノで開催されるオリンピックのトーチも展示もされていました。

 

“「重さ1060グラムで長さは89センチ。
使用後にリサイクルできるアルミニウムと真ちゅう製で、

廃棄剤を使ったバイオガスで燃える。

五輪用は青色、パラリンピック用は銅色を基調とした。

 

表面は特殊加工された薄い膜で覆われ、光の反射によって色が変わる。

デザインは、カルロ・ラッティ氏。

「持続可能な素材を使用し、炎を際立たせるシンプルな形にした」と話す“

(参照:日本経済新聞2025年4月17日)

 

 

ボッチョーニの「空間における連続性の唯一の形態」

1913年、ブロンズで作られた作品。

 

ウンベルト・ボッチョーニは、未来派と言われる彫刻家、画家の主要メンバーだったそうです。

運動や流動性を表現したもの、とみられ、

イタリアで発行されている20セントユーロ硬貨の裏面に描かれているようです。

 

当時は斬新で、新しいイタリアの芸術を切り拓く作品だったことが伺え、

頭部も腕部のないこの作品は、かなり斬新だったと推察します。

それを受け入れるイタリアの芸術文化の素晴らしさも感じる作品でした。

 

(シャッターチャンスを狙うも、どうしても人が写りこんでしまいます)

 

 

 

伊東マンショの肖像

ヴェネツィアの巨匠ドメニコ・ティントレットによる作品。

若き侍・伊東マンショを描いています。

 

伊藤マンショは、何をした人?
彼は、カトリックに改宗し、
1582年から1590年にかけてローマ教皇に謁見するため
ヨーロッパへ渡った4人の若き侍(天正遣欧少年使節)の一員でした。 

 

パビリオンの主要テーマである「未知への挑戦と異文化との出会い」を

導入する役割を果たしています。

 

 

世界を旅し、学び、見聞を広め、

異文化や異文明と出会いながら成長するために

派遣されたこの若者たちは、

アジアからイタリアへの最初の重要な探検的旅を象徴しています。

 

1582年に長崎を出発し、イタリアの主要都市を巡り、

ローマで教皇グレゴリウス13世およびシクストゥス5世と謁見し、

その後1590年に長崎へ帰還しました。

(参照:Expo2025・私たちの紹介ITALIA・2025年大阪関西万博イタリア館)

 

 

1580年代に遠くヨーロッパへ旅することは、

ある意味、命がけだったと思います。

その情熱や、熱い想いを想像しながら、作品を鑑賞しました。

 

左奥は肖像画、

手間のロボットは、話をしていました。

どちらにも焦点があっておらず、画像だけを他からお借りしようかと思ったのですが、あえて、私の未熟な撮影で、ご紹介させて頂いております。

 

 

ミケランジェロの「キリストの復活」

これは、「えッ?本物ですよね」と自問自答。
あまりにも近距離で鑑賞でき、驚きと感激でした。

 

ミケランジェロの作品と思っていたのですが、

正確には、ミケランジェロが未完成のところ、

ベルニーニがその後、完成させたようです。

 

本当に触れるくらい近くで、歴史的芸術作品が鑑賞でき、

足の釘の跡まで観ることができました。

 

文献は撮影したものの肝心の像が撮れていませんでした💦💦

 

 

 

最初のエリア中央に展示されている「ファルネーゼのアトラス」像。

ナポリ国立考古学博物館の世界的な文化遺産。

もちろん、とても貴重なもので、初来日です。

 

私は、作者がファルネーゼ氏だと、思っていたのですが、

実は作者は不明だそうです。

ファルネーゼ家のコレクションのひとつで

「ファルネーゼのアトラス」と呼ばれているそうです。

 

古代ローマ時代約150年頃に作られた

ギリシャの巨神アトラスを描写した大理石彫刻です。

 

 

 

 

高さ約2メートル、重さ2トンもあり、

科学的知識と巧みな芸術的技巧の融合を象徴しています。

 

アトラスが支える球体は、6mmの浅浮き彫りで精巧に彫られています。

これは宇宙を象徴するもので、星座、星座、四方位、天と地が

当時の理論に従って描かれています。


天空を支えようとする巨人の努力を表現するという明らかな芸術的価値に加え、

この作品には、何世紀にもわたって

天文科学に影響を与えたもうひとつの価値があります。

 

というのも、天球上の星座の表現は、

古代において最も正確なもののひとつなのです。
アトランテ・ファルネーゼでは、技術的・科学的知識が、普遍的な物語、巨人の労働への共感、作品の芸術性と融合しています。

 

人間の感性、発展、革新の間のつながりを求めることが大阪万博2025におけるイタリアのメッセージ。

そこから、この貴重な作品が日本のExpo2025に展示されることになったそうです。

(参照:Expo2025・私たちの紹介ITALIA・2025年大阪関西万博イタリア館)

 

長いマントを肩から掛け、

少しかがみ、宇宙を象徴する球体を背負っている

後ろ姿。

 

 

リアナ・ペルシコ作「pneumOS」(ニューモス)

都市の呼 吸をテーマにした作品だそうです。

 

 

次のエリアは、バチカンの

カラヴァッジョ「キリストの埋葬」
 

バチカン美術館の至宝。

大地を指さすイエスキリスト。

 

この一枚は、単なる宗教画という枠組みを超え、17世紀における絵画表現の転換点を象徴する作品です。

 

“十字架からのイエスの降架は、

キリスト教信仰の神秘の中で最も劇的な瞬間の一つです。

~略~

愛は死を打ち砕き、永遠に続く命を与えるからです。

これこそが希望の文化です。

命と愛は共に歩み、人間の存在にとっての真の、

そして最後の障害を乗り越えるのです。“

(参照:Expo2025・私たちの紹介ITALIA・2025年大阪関西万博イタリア館)
 (文: リノ・フィジケッラ大司教猊下)

 

この名画に添えられているメッセージの一部引用です。

 

原文は長文で、理解に時間を要しますが、

この貴重な作品を日本の万博で展示することを

決断されたバチカンの関係者の方の

深い愛と信仰心を強く感じました。

 

 

 

ピエトロ・ヴァンヌッチ(通称ペルジーノ)
「正義の旗」
1496年に描かれた油彩画
ペルージャのウンブリア国立絵画館貯蔵。

 

当時のペルージャの町の景色が描かれており、

「人物と自然の調和、神秘主義と現実の対話が感じられ、

人々の日常の中に宗教的で聖なるものが

有形化されている、見事な作品」と

ウンブリア国立美術館のティツィアーノ・ダッキッレ館長が

言葉を寄せているそうです。

 

 

レオナルド・ダ・ヴィンチの手書きの設計図
「アトランティコ手稿」

芸術家・画家として有名ですが、

博学者、科学者、占星術師としても才能を発揮し、

多くの分野で、業績を残しています。

「万能の天才」と言われる所以です。

 

 

手書きのスケッチ

これは建物のデッサンや光と影の研究でしょうか。

 

スタッフの方が立っておられ、

一人1枚の撮影でお願いします、と言われ、

人の列は、ずっと流れていました。

その中で、写真を撮るのは、私にとっては至難の技。

何とか、撮れてよかったです。

 

 

その他、現代のイタリアのアートも展示されていました。

 

 

 

とにかく、圧巻と言いますか、

よくこれだけ、貴重な歴史的価値のある芸術作品を

日本の万博に、実物を展示してくださった、、と。

イタリアの方々に

新たに敬意を感じると同時に、

素晴らしい作品は、大勢の人に鑑賞され、

感動を与えて、より価値が高まる、

と心から感じました、

 

そのことを理解されているイタリアの価値観、

文化だからこそ、

ここまで素晴らしい作品が誕生した、と思いました。

 

本当に長時間並んでも、充分価値あるパビリオンでした。

 

 

階段で2階に上がると、屋外に出ます。

そこにも、アート作品が数点、並んでおりました。

 

ミツバチをはじめとする花粉媒介昆虫の未来にとって

不可欠な存在としての重要性に光を当てた展示も有りました。

 

 

 

カフェのような場所もあり、結構空いているようだったので、

これはチャンス!と。

ですが、手前に札がかかっており、列の最終尾である1階から並ぶそうです。

断念。

 

 

夜のイタリアパビリオン前、

ライトアップもキレイです。

 

このインパクトある作品は、

「彫刻家ミンモ・パラディーノによる、

長いとげを持つ兜の形をした巨大なアルミ彫刻」で、

「古典文化とイタリアの歴史を象徴している」そうです。

(参照:Expo2025・私たちの紹介ITALIA・2025年大阪関西万博イタリア館)

 

本当に貴重な芸術作品を鑑賞できる貴重な機会
この記事をまとめながら、

再度、イタリア館に入館したくなりました。

 

 

 

追記

最後にショップを通ります。

 

何か記念にと、サッと手に取ったのが、何故かエコバック。
エコバック、たくさん、たくさん持っているのですが、、、💦

早く購入しなければ、次から次へ、人が流れてきますので、

慌てて選びました。

イタリアのマスコットキャラクター「イタリアちゃん」は、

とても可愛い!

 

 

さあ、しっかり使いましょう❤

 

 

 

 


右矢印Expo2025!大阪・関西万博・子どもに伝えたいパビリオンリスト                                                                                                                               Expo2025、レポートを簡単にまとめましたので、
子どもと万博に ついて、世界の国々ついて、
また世界がかかえる共有の問題などを話すきっかけとして、
参考にして頂ければ幸いです。

 

 

今日もご訪問ありがとうございます。

 

 

家庭教育協会「子育ち親育ち」
代表 田宮由美